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社会GitLab AI Gatewayに深刻度9.9の脆弱性、サンドボックス外へ抜ける恐れ

内容
CVE-2026-90970はどんな脆弱性か
CVE-2026-90970は、GitLabのAI機能を担う「AI Gateway」で見つかった脆弱性です。深刻度を示すCVSSは9.9で、サンドボックスエスケープ、つまり本来は隔離された環境の内側にとどまるはずの処理が外側へ抜け出せてしまう問題とされています。10月初めにはGitLabが修正したと報じられています。
攻撃された場合にサンドボックスの外のどこまで影響が及ぶのかや、攻撃の具体的な条件は、現時点で明らかになっていません。
同時期に出ているCVSS 10.0の脆弱性
GitLabでは別に、CVSS 10.0の「CVE-2026-97229」も報じられています。認証なしで任意のコードを実行される恐れがあるもので、10月13日ごろに修正版が公開されました。その後、攻撃手順を示すPoC(概念実証コード)が公開され、影響を受けるバージョンを動かしているホストが2万5,766台見つかったと報じられています。
10月22日には、CVSS 10.0の緊急脆弱性について「約12年分の自己管理版が対象」で、10月12日に更新したサーバーも再更新が必要だと報じられました。再更新が必要になった理由や、この報道がCVE-2026-97229と同じ脆弱性を指しているのかどうかは、現時点で明らかになっていません。
自己管理版以外への影響
報道で対象とされているのは、主に利用者が自分のサーバーで運用する自己管理版です。自己管理版を使っていない利用者が影響を受けるかどうかは、現時点で明らかになっていません。
今年相次いでいる報告
GitLabでは8月にも、ログインしなくてもプロジェクトを削除できるGraphQLの脆弱性(CVSS 9.4)が報じられました。9月には7件の脆弱性がまとめて公表され、そのうち最も深刻なものはAIエージェントを通じて任意のコマンドを実行される問題でした。
注目ポイント
AI Gatewayの件も9月の件も、AI関連の機能が深刻な脆弱性の入り口になっている点が関心を集めています。CVSS 10.0の件は攻撃手順が公開されたうえ、すでに更新を済ませた管理者にも再度の対応が求められているため、自己管理版を運用している組織の負担が大きくなっています。再更新が必要になった理由が今後どう説明されるかが焦点です。
参考記事
- GitLab AI Gateway CVE-2026-90970:9.9のサンドボックスエスケープOrcaRouter 2026年10月22日 01:05
- GitLabにCVSS 10.0の緊急脆弱性、約12年分の自己管理版が対象 10月12日に更新したサーバーも再更新が必要https://mediadogs.jp/ 2026年10月22日 09:17
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