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衆院比例「サンラグ式」導入案、与党内に容認論 自民が折衷案提示へ

衆院比例「サンラグ式」導入案、与党内に容認論 自民が折衷案提示へ

衆院選挙制度をめぐる与野党の協議で、比例代表の議席配分を現行のドント式から「サンラグ式」に改める案が注目されています。チームみらいが提案し、国民民主党が賛意を示したほか、与党内にも定数削減とセットなら容認する声があります。自民党の鈴木馨祐元法相が、次回会合で折衷案を示す予定です。

内容

与野党協議で何が話し合われたのか

与野党は10月20日、衆院選挙制度に関する政党間協議の第3回会合を開きました。議題は、議員定数の削減、比例代表での復活当選の厳格化、比例の議席配分方式の見直しなどです。次回会合では、自民党の実務者である鈴木馨祐元法相が、与野党の主張を踏まえた折衷案を示すことで合意しました。与野党は10月末をめどに結論をまとめる予定です。毎日新聞によると、野党側は自民党の折衷案をけん制しています。

サンラグ式とは、ドント式とどこが違うのか

サンラグ式は、比例代表で各党の得票に応じて議席を割り振る計算方式の一つです。報道では、現行のドント式に比べて中小政党が議席を得やすい方式と説明されています。具体的な計算方法の違いは、報道の中では詳しく説明されていません。

この案はチームみらいが提案したもので、20日の会合では国民民主党が賛意を示しました。自民党の鈴木氏も8月の時点で、座長として比例代表の改革案にサンラグ式の導入を盛り込んでいたと報じられています。

中小政党の議席はどう変わるのか

共同通信の試算では、サンラグ式を用いると衆院比例で自民党と中道がそれぞれ議席を減らし、中小の3党が議席を増やすとされています。一方で朝日新聞は、比例の定数だけを45減らした場合は野党に大きな打撃となり、新しい方式を用いても与党の優位は変わらないとする試算を伝えています。定数削減の幅と組み合わせ次第で、各党への影響は大きく変わることになります。

「ゾンビ復活」とは何を指すのか

「ゾンビ復活」は、小選挙区で敗れた候補が比例代表で復活当選する仕組みを指す言葉として使われています。協議では自民党がこの比例復活の厳格化を提唱しています。ただし、具体的にどのような条件で厳格化するのかは、現時点で明らかになっていません。

与党内で容認論が出ている理由と、折衷案の中身

与党内には、定数削減とセットであればサンラグ式の導入を容認する声があります。鈴木氏は記者団に対し、与野党が合意した上で定数削減となれば様々な考え方が出てくるとの趣旨を述べ、導入に含みを持たせました。毎日新聞によると、自民党は衆院議員の定数削減幅を31で調整しており、早ければ22日に提示する見通しです。折衷案の全体像やサンラグ式を採用するかどうかは、現時点で明らかになっていません。

出典:読売新聞オンライン(@Yomiuri_Online)(X)

注目ポイント

議席の計算方式という一見地味な変更が、定数削減と組み合わさることで各党の議席数を大きく左右する点が関心を集めています。中小政党に有利とされる方式に、議席を減らす可能性がある与党内から容認論が出ていることも意外性があります。現行の小選挙区比例代表並立制による初の衆院選から30年の節目でもあり、10月末の結論に向けて折衷案がどこまで各党の主張を取り込むかが今後の焦点です。

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ランキング登場履歴

2026年10月22日 5時13位

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