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鳥取県の平井知事、来春の知事選に出馬せず今期で退任へ 会見で涙

鳥取県の平井知事、来春の知事選に出馬せず今期で退任へ 会見で涙

鳥取県の平井伸治知事(65)が10月21日の定例記者会見で、来年春の知事選に立候補せず、今期限りで退く意向を表明しました。理由の一つとして「深い失望感」を挙げ、「人間としての尊厳を放棄したわけではない」と語りました。会見では涙ぐむ場面もありました。

内容

来春の知事選に立候補しないと表明

鳥取県の平井伸治知事は10月21日の定例記者会見で、来年(2027年)春に行われる知事選に立候補しない考えを明らかにしました。今期限りで退任することになります。

平井知事は東京都出身の65歳です。旧自治省から出向し、鳥取県の副知事などを務めました。2007年の知事選に45歳で初当選し、現在は県政史上最長となる5期目です。2023年の前回知事選では20万票を超える票を得て、すべての市町村で得票率が9割を超えました。2021年9月からの2年間は、全国知事会の会長も務めました。

出馬しない理由

平井知事は、「ぼうさいこくたい」を終えて大きな行事がおおむね一区切りついたことを挙げました。前夜にじっくり考えた結果を、このタイミングで伝えるべきだと判断したと説明しています。19年半にわたって県政を担ってきたことに触れ、小さな県なりに発展できたと振り返りました。現場主義を貫き、県民の声に沿って仕事をする県政のスタイルを続けられたことに感謝を述べています。

知事は初出馬のときから「私は県民の道具である」と語ってきました。会見でもその姿勢に触れています。選挙に勝てるから出るという考えはなく、地位を得たいといった私心もないと述べました。そのうえで、この点がよく理解されず、誤解を受けているのではないかと感じることがあると明かしました。

報道は、知事が不出馬の理由の一つに「深い失望感」を挙げたと伝えています。ただし、その失望が具体的に何に向けられたものなのかは、現時点で明らかになっていません。「自分の人格や一人の人間としての尊厳を放棄したわけではありません」という発言についても、どのような出来事を受けたものなのか、詳しい背景は現時点で明らかになっていません。

涙と自作の歌

会見の途中、知事は感極まって涙を見せました。その涙について「悔しさではなく、ありがとうの涙だ」と述べています。心境は「身も時も力も知恵も捧げけり 泥に塗れし県民の道具」という自作の歌で表しました。

在任中は「スタバはないけどスナバ(砂場)はある」「鳥取砂丘コナン空港へコナンかい!?」といったダジャレで鳥取の魅力を発信してきたことでも知られています。

今後の県政と知事選

任期中の県政運営や後継者、来春の知事選の構図については、現時点で明らかになっていません。

出典:ANNnewsCH(YouTube)
出典:読売新聞大阪社会部(@osaka_syakai)(X)

注目ポイント

前回選挙で圧倒的な支持を得て、全国知事会長も務めた知事が退任を決めたことに、県民からは驚きの声が上がっていると報じられています。ダジャレによるPRで全国に知られた人物であることも、関心を集める理由です。「深い失望感」や「尊厳」という強い言葉が何を指しているのかが、今後の焦点の一つです。後継者の動きを含め、来春の知事選がどうなるかにも注目が集まっています。

ネットでの反応

ネット上では、知事の人柄や県政への姿勢を称える声が見られます。報道では「深い失望感」という不出馬の理由も伝えられていますが、反応は知事への敬意や感謝に寄ったものが中心です。

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