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社会アルバニア首都で反政府デモ1週間超、ラマ首相は辞任を拒否

内容
何が起きているのか
アルバニアの首都ティラナで、10月13日から反政府デモが続いています。AP通信によると、19日には7日目を迎え、デモ隊が警察に石を投げ、警察は催涙ガスで群衆を解散させようとしました。デモ隊は政府庁舎を攻撃して火を放ったほか、ごみ箱で道路をふさぐなどしました。
AFP通信によると、18日には数百人が教育省前に集まり、「ラマ、辞任しろ」と声を上げました。警察が解散させようとするとデモ隊は市中心部の各地に散らばり、数時間にわたって衝突が続きました。与党・社会党本部の窓ガラスが割られ、警察署や内務省の入り口に火が付けられました。デモ隊は石や火炎瓶、花火を使い、警察はゴム弾や催涙ガス、放水で対応しました。13日から14日にかけては、教育省などの庁舎や銀行も襲撃されています。
何に抗議しているのか、きっかけは何か
デモ参加者は、劣悪な大学の環境や高い授業料、汚職への対策を求めており、学費の引き下げとラマ首相の辞任を訴えています。AP通信は、高校生や大学生が運動に加わったことで暴力がエスカレートしたと伝えています。暴徒化の詳しい理由については、これ以上明らかになっていません。
AFP通信によると、アルバニアではこれに先立ち、トランプ米大統領の一族に関係するリゾート開発計画への反発をきっかけに、数か月にわたって反政府デモが続いていました。また、フランスで9月中旬に教職員と高校生が教員不足の解消を訴えて始めた抗議活動が欧州各地に広がっており、アルバニアのデモもその流れの中で報じられています。
けが人や逮捕者は
保健省によると、13日以降の衝突による負傷者は、警察官169人を含む272人に上ります。最も激しかった17日には警察官37人を含む65人が負傷し、12人が入院しました。18日は警察官19人、デモ参加者4人、通行人4人、記者1人の計28人が負傷しています。逮捕者の数は現時点で明らかになっていません。
警察はデモへの対応をめぐって警察官2人を停職処分にしており、欧州議会議員からは暴力についての捜査を求める声が出ていると報じられています。
ラマ首相はなぜ辞任しないのか
社会党のラマ首相は、1時間以上に及ぶ動画配信で辞任を拒否し、デモは「外部勢力の仕業」だと主張しました。ロイター通信は、首相がデモはEU加盟を脅かすものだと主張していると伝えています。首相は対話に応じる条件も示したと報じられていますが、その具体的な内容は明らかになっていません。
注目ポイント
フランスの教育をめぐる抗議が国境を越えて広がるなか、アルバニアでは学費や大学環境という学生に身近な問題が、首相の退陣要求にまで発展している点が注目されています。デモの背景にトランプ米大統領の一族に関係する開発計画への反発があると報じられたことも、関心を集めています。首相が示したとされる対話の条件をデモ側が受け入れるのか、またEU加盟への影響がどうなるのかが、今後の焦点です。
参考記事
- 7日目を迎えた首都の抗議デモ アルバニア警察とデモ隊が衝突(AP通信)Yahoo!ニュース 2026年10月21日 08:50
- アルバニアで反政府デモ激化、ラマ首相は辞任拒否時事ドットコム 2026年10月21日 08:50
- フランスのデモ、欧州各地に飛び火 アルバニアでは参加者が暴徒化日本経済新聞 2026年10月21日 08:50
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| 2026年10月21日 9時 | 15位 |
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