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本木雅弘さん、還暦で語った妻との出会いと義父母への思い、31年ぶりの舞台

本木雅弘さん、還暦で語った妻との出会いと義父母への思い、31年ぶりの舞台

昨年12月に60歳を迎えた俳優の本木雅弘さんが、月刊誌のインタビューで、妻・内田也哉子さんとの出会いや、義父母である樹木希林さん・内田裕也さんとの思い出を語りました。今秋には朗読劇「たとへば君 四十年の恋歌」で31年ぶりに舞台に立ちます。

内容

還暦を機に語った俳優人生と家族

本木雅弘さんは埼玉県桶川市で15代続く農家の次男として生まれた俳優で、昨年12月に60歳になりました。現在はロンドンと日本の2拠点で生活しています。還暦を記念して、今年6月には写真集『awai 刹那と永遠のまにまに』を出しました。

『文藝春秋』2026年11月号に掲載されたインタビューでは、俳優人生や家族について語っています。本木さんは自身の性格について、うわべだけの会話は嫌うのに、本当の姿は誰にも見せていないと言いたがるところがあり、それが結婚生活でもたびたび問題になってきたと振り返っています。

2024年には倉本聰さんが脚本を書いた映画『海の沈黙』に出演し、孤高の天才画家を演じました。この出演は本木さんにとって大きな転機になったと報じられています。倉本さんは今年9月に91歳で亡くなり、本木さんは追悼のコメントを出しました。

妻・内田也哉子さんとの出会い

出会いのきっかけは、也哉子さんの父・内田裕也さんでした。本木さんは1992年、裕也さんが脚本と主演を務めた映画『魚からダイオキシン!!』に出演し、それ以来、裕也さんと付き合いがありました。

この映画の食事会の席に、当時15歳だった也哉子さんがいました。也哉子さんは、生まれる前に家を出た父親との年1回の面会で呼ばれたのに相手にされず、にぎやかな周囲から離れてひとりで食事をしていたといいます。そこへ本木さんが「あなたも飲む?」と声をかけました。その後、也哉子さんが17歳のときに本木さんがプロポーズし、19歳で結婚しました。本木さんは当時29歳で、2人は10歳差です。1995年に明治神宮で式を挙げました。本木さん自身は、今なら批判されていただろうと語っています。

樹木希林さん・内田裕也さんとの関係

交際については、樹木希林さんに早い段階で報告していました。結婚を迷っていた也哉子さんの背中を押したのも希林さんでした。一方で裕也さんは、結婚の挨拶をしたい本木さんとなかなか会おうとしませんでした。ようやくホテルのバーで会えたときに本木さんが承諾をお願いすると、裕也さんは「わかってるよ、ヨロシク」とだけ答えたそうです。本木さんは後になって、その席が、かつて裕也さんがジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんと語り合った場所だったと知ったと伝えられています。

結婚にあたっては、希林さんから内田姓を継いでほしいと頼まれ、本木さんは「面白そうだ」と受け入れて婿養子になりました。2000年頃からは都内の二世帯住宅で希林さんと暮らし、晩年には通院に付き添う姿も見られたといいます。家を建てるときは、希林さんと本木さんの好みがぴったり合ったそうです。表札には今も希林さんの名前が残されています。

希林さんは2018年9月に亡くなりました。最期は自宅に戻ることを望み、帰宅してから12時間ほどで息を引き取りました。その半年後には裕也さんも亡くなっています。裕也さんの手元には希林さんから届いたたくさんのFAXが大切に保管されており、本木さんはそこに2人の初々しい愛情を感じ取ったと報じられています。

31年ぶりの舞台となる朗読劇

本木さんは今秋、朗読劇「たとへば君 四十年の恋歌」に出演します。舞台に立つのは31年ぶりで、朗読劇は初めての挑戦です。共演は森口瑤子さん、会場は新国立劇場の小劇場です。

この作品は、歌人の河野裕子さんと、その夫で細胞生物学者・歌人の永田和宏さんの物語です。2人が出会ってから、河野さんが乳がんで亡くなるまでの約40年を描きます。原作は、夫婦が互いに詠んだ相聞歌380首を収めた2014年刊行の文庫本です。本木さんは永田さん役を演じるにあたり、関連する本を4、5冊読み込みました。

出演を決めた理由について本木さんは、これまで多くの作品には関わらないようにしてきたものの、還暦の年は生まれ変わる年だと考え、できるだけさまざまな刺激に身をさらそうと思ったと話しています。インタビューの見出しには「人間くさい夫婦見せたい」とあります。夫婦が愛情だけでなく、不満や怒りも歌に込めて詠み合った姿を通して、本木さんは也哉子さんや義父母との歩みに思いを重ねていると伝えられています。具体的な上演日程は、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

樹木希林さんと内田裕也さんという個性的な夫婦を、義理の息子という近い立場から見てきた本木さんが、還暦を機に初めて明かした話が多く含まれている点が関心を集めています。15歳と25歳での出会いや、婿養子を「面白そうだ」と受け入れた経緯など、意外な一面も伝えられました。さらに、40年連れ添った夫婦を演じる朗読劇が、本木さん自身の家族の歩みとどう重なるのかも、今後の焦点の一つです。

参考記事

ランキング登場履歴

2026年10月21日 8時10位

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