1時間ごとに更新

いま話題のニュースを、1時間ごとにランキング!

トップ > 社会

社会

箱根駅伝の関東学生連合、個人枠6人が決定 一橋大・立正大から初選出

箱根駅伝の関東学生連合、個人枠6人が決定 一橋大・立正大から初選出

関東学生陸上競技連盟は10月20日、第103回箱根駅伝にオープン参加する関東学生連合チームの個人枠6人を正式に発表しました。一橋大と立正大から初めて選手が選ばれ、元高校球児の一橋大・有川紘樹選手も名を連ねています。予選会で本戦出場を逃した立教大の敗因や、39歳で予選会を走った埼玉大の選手についての報道も出ています。

内容

関東学生連合チームとは

関東学生連合チームは、箱根駅伝の予選会で本戦出場を逃した大学の選手で編成されるチームです。本戦にはオープン参加の形で出場します。10月17日の予選会では上位10校が本戦への出場権を得ており、東洋大が1位、中央学院大が2位で通過しました。連合チームは予選会に「チーム」として出場するわけではなく、予選会の結果をもとにメンバーが選ばれます。

選手の選び方

登録メンバーはチーム枠10人と個人枠6人の計16人で、12月10日に登録されます。

  • チーム枠:予選会で総合11位〜20位だった10校に1枠ずつ割り当てられ、誰を出すかは各校が決めます
  • 個人枠:総合21位以下の大学に所属する選手のうち、予選会の個人順位で上位の6人(1校1人まで)が選ばれます

外国人留学生は対象外で、所属校での出走も含めて本戦を走れるのは2回までと定められています。登録後は、16人の中から実際に走る10人を決めるチーム内選考が行われます。監督は予選会11位で惜しくも敗れた国士舘大の小川博之監督が務め、12位の武蔵野学院大・坂田和監督と13位の立教大・髙林祐介監督がコーチに入ります。

個人枠の6人

10月20日に発表された個人枠では、予選会の個人成績が27位だった慶大の成沢翔英選手(3年)が一番手で選ばれました。一橋大と立正大からは、初めて選手が選出されています。チーム枠は10校です。

一橋大の有川紘樹選手(4年)は4番手で選ばれました。都立武蔵高校時代は硬式野球部で「1番・投手」を務めた中心選手でした。予選会では、スタート前に先輩や同級生のマネジャーに両腕へ応援の言葉を書いてもらい、苦しい場面で腕を見て力をもらったと話しています。記録は1時間3分43秒で、個人79位でした。学生最後のシーズンで、一橋大初の箱根駅伝出場に近づいています。本戦では復路の9区か10区を走りたいと希望しています。

立教大はなぜ本戦を逃したのか

立教大は2022年の予選会で55年ぶりに本戦への切符を手にし、そこから4年続けて出場していましたが、今回は13位で出場権を失いました。髙林監督は「完敗」と振り返っています。エースの馬場賢人選手らそれまでの主力が卒業し、トラックシーズンは全体として振るわず、全日本大学駅伝の予選会も15位でした。夏合宿で厳しい練習をこなして選手層は昨季以上になったとしながらも、監督は「練習では走れても、実戦の経験値が圧倒的に少なかった」と述べ、その差が5kmや10km地点の順位に表れたとしています。

39歳で予選会を走った埼玉大の選手

埼玉大の牧野冴希選手(4年)は39歳で予選会を走りました。チーム内トップの1時間8分42秒でしたが、全体では376位で、目標にしていた連合チーム入りには届きませんでした。高校卒業後は一般入試で駒大に進学し陸上部に入りましたが、2年の夏に自ら退部しました。その後は市民ランナーとして走り続け、2019年のソウル国際マラソンでは2時間14分36秒を記録しています。会社勤めを続けながら2022年春に埼玉大へ入学し、陸上部に入りました。早朝に20キロを走ってから出社し、仕事の後は夜まで授業を受ける生活を送っています。長期履修制度を使って卒業を目指しており、予選会に出られる回数はあと2回残っています。

本戦での結果は

関東学生連合チームが本戦でどのような成績を残すかは、来年1月2日・3日のレースを待つことになります。最終的に走る10人や区間の配置は、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

関東学生連合チームは、日本テレビ系のドラマ「俺たちの箱根駅伝」でも取り上げられ、メンバー選考の仕組みに関心が集まっていると報じられています。元高校球児や、仕事と学業を両立する39歳の選手など、強豪校以外の選手の歩みにも注目が集まっています。また、今回は出場校が23校に増える前の「最後の予選会」とも伝えられています。今後は、登録された16人から誰が本戦の10人に選ばれるのかが焦点になります。

参考記事

ランキング登場履歴

2026年10月21日 0時8位

この記事の内容に誤りを見つけた方は 情報の誤りを報告 からお知らせください。