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社会マスク氏、米国の子ども全員にスペースX株を1株ずつ贈与へ 2027年実施と表明

内容
マスク氏が自身のSNSで表明
米実業家のイーロン・マスク氏は米国時間の10月19日、自身が率いるスペースXの株式を、来年(2027年)に米国のすべての子どもへ1株ずつ無償で贈ると、自身のSNSに投稿しました。米メディアによると、マスク氏本人の保有株から贈るとみられています。マスク氏は今回の贈与を、今後何度も続ける取り組みの「第1弾」と位置づけています。
スペースXの株価と贈与の規模
スペースXは2026年6月に、史上最大規模とされる新規株式公開(IPO)を行い、すでに株式市場で取引されています。10月16日の終値は約146ドルで、企業価値は約2兆ドル(約317兆円)に達しています。米国勢調査局によると、米国の18歳未満の人口は約7300万人です。CNNはこの株価をもとに、贈与の総額を約107億ドルと試算しており、国内報道では1.6兆〜1.7兆円規模と伝えられています。
いつ、どのように配られるのか
実施時期は「来年」とされているだけで、具体的な日程や手続きは現時点で明らかになっていません。対象がすべての子どもになるのか、株を受け取るのが親なのか子ども本人なのかも、示されていません。読売新聞は、政府の子ども向け貯蓄・投資制度「トランプ口座」を活用する可能性を伝えていますが、確定した情報ではありません。
トランプ口座は、米財務省が今月、18歳未満の数百万人を自動で登録した制度です。2025年初めから2028年末までに生まれた子どもには、政府から1000ドルが一時金として入ります。7月には、スペースXのショットウェル社長と夫が、この口座にすでに登録されている約200万人の子どもに1株ずつ寄付する意向を示しており、所得の低い家庭やスペースXが拠点を置くテキサス州の子どもを優先する方針としています。
「ユニバーサル・ベーシック・キャピタル」との関係
Forbes JAPANは、今回の構想が「ユニバーサル・ベーシック・キャピタル(UBC)」の考え方と重なると伝えています。UBCは、国民に投資口座を用意し、元手となる株式を配ることで資産づくりを後押しし、AIによる失業の影響を和らげることを目指す仕組みです。方法としては、株式を一人ひとりに直接配るやり方と、政府やAI企業が基金を作って利益を還元するやり方が検討されています。
民主党のニューサム・カリフォルニア州知事は5月に導入に向けた調査を命じる知事令に署名し、サンダース上院議員はAI企業への1度限りの50%課税で基金を作る法案を出しています。アンソロピックも18日、新設する公益基金に自社株の5%以上を拠出すると発表しました。ただし、サンダース氏の法案は共和党主導の議会で成立する見通しが小さいとされ、州レベルの取り組みも調査の段階にとどまっています。法的な課題については、現時点で明らかになっていません。
注目ポイント
対象が7000万人を超える子どもになり得るという規模の大きさに、関心が集まっています。一方で、ニューヨーク・タイムズはマスク氏に大きな約束を実現しなかった過去があると指摘しており、本当に実施されるのか、どのような仕組みで配られるのかが今後の焦点です。朝日新聞は「選挙対策批判も」と伝えており、テクノロジー企業への監視が厳しくなる中での表明である点も注目されています。
参考記事
- マスク氏、米国の子ども全員にスペースX株を1株ずつ贈与すると表明CNN.co.jp 2026年10月21日 05:30
- スペースXの株 全米の子に譲渡 マスク氏 1人1株沖縄タイムス社 2026年10月21日 05:30
- マスク、スペースX株を全米の子どもに1株ずつ贈与と発言──「ユニバーサル・ベーシック・キャピタル」とはForbes JAPAN 2026年10月21日 05:30
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