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神奈川フィル首席ホルン奏者・坂東裕香さんが37歳で死去 病気療養中

神奈川フィル首席ホルン奏者・坂東裕香さんが37歳で死去 病気療養中

神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者、坂東裕香さんが10月18日に亡くなったと楽団が発表しました。婚約者だったNHK交響楽団の首席チェロ奏者・辻本玲さんや指揮者たちが追悼の言葉を寄せ、パインアメの公式アカウントも故人をしのんでいます。

内容

楽団が訃報を発表

神奈川フィルハーモニー管弦楽団は10月19日、首席ホルン奏者の坂東裕香さんが10月18日に亡くなったと、公式サイトと公式SNSで発表しました。楽団は、坂東さんがかねてから病気療養中だったと説明しています。病名などの具体的な死因は、現時点で明らかになっていません。葬儀・告別式は遺族の意向を尊重し、詳細が決まり次第あらためて知らせるとしています。

坂東さんの経歴

坂東さんは1989年に神戸市で生まれました。滝川第二高等学校を経て大阪音楽大学でホルンを専攻し、ドイツへの留学も経験しています。以前はフリーランスで活動していました。2018年のインタビューでは、27歳のうちにオーケストラの正団員になれなければ楽器をやめると父親に伝え、神奈川フィルのオーディションに挑んだと語っていました。2017年11月に同楽団の首席ホルン奏者に就任しています。近年は国内の実力派奏者が集まる「アレキサンダー・ホルン・アンサンブル・ジャパン」でも活動していました。生前最後のSNS更新は9月14日で、10月の東京・大阪公演に向けたリハーサルの様子を伝えていました。

婚約者や指揮者の追悼

NHK交響楽団の首席チェロ奏者・辻本玲さんは、坂東さんの音色がホールいっぱいに広がっていたことや、周囲を気遣う温かい人柄を振り返りました。そのうえで、短い期間ではあったものの婚約者でいられたことは幸せな時間だったとつづり、2人が婚約していたことを明かしています。

9月5日の神奈川フィル定期演奏会で指揮を務めた原田慶太楼さんは、演奏会の後に坂東さんと「まだまだ私死ねない」「もっと良い演奏をする」と涙ながらに約束したばかりだったと明かしました。37歳はあまりにも早すぎると悼んでいます。この定期演奏会では、坂東さんのホルンが大きく活躍するコープランドの交響曲第3番などが演奏されました。ほかにも、指揮者の海老原光さんや飯森範親さんが追悼の言葉を寄せています。

パインアメ公式が追悼した理由

神奈川フィルの公式アカウントは2019年に、パインアメを口にくわえて音を鳴らす「パインアメチャレンジ」の動画を公開しました。坂東さんはこの企画に参加し、苦戦する団員が多いなかで見事に音を鳴らしました。ほかの成功したメンバーと一緒に和音を響かせ、話題になりました。この縁から、パインアメの公式アカウントも、坂東さんが笑顔で迎えてくれたことへの感謝と追悼の言葉を投稿しています。

注目ポイント

首席奏者として第一線で活躍していた37歳の奏者の訃報であることが、多くの人の関心を集めています。9月の定期演奏会で舞台に立ち、10月の公演に向けて意欲を語っていた直後だったことも、驚きを広げる理由になっています。婚約者の存在がこのタイミングで明らかになった点や、音楽界の外にある企業の公式アカウントまで追悼した点も注目されています。

ネットでの反応

SNSでは、突然の知らせに驚く声とともに、坂東さんとの別れを惜しむ書き込みが相次いでいます。

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