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NYダウ続落、AI関連株への懸念と原油高で米株に売り

NYダウ続落、AI関連株への懸念と原油高で米株に売り

米国株式市場では、AI関連銘柄への過剰投資懸念と原油価格の上昇が重なり、10月16日に主要3指数がそろって下げました。週明け19日もダウ平均は36ドル余り下げて続落した一方、ナスダックは反発しました。日本株にもAI・半導体関連を中心に売りが広がっています。

内容

16日は主要3指数がそろって下落

10月16日の米国市場では、ダウ平均が前日比175.28ドル安の52,002.41ドルで終わりました。ナスダック総合指数は572.99ポイント下げて26,140.03に、S&P500は84ポイント下げて7,659になり、3指数とも前日の上昇から下落に転じました。ダウ平均は取引の序盤に一時404ドル高まで上がりましたが、その後は売りに押され、一時329ドル安まで値を下げました。

なぜ下がったのか

理由は大きく2つあります。1つ目はAIをめぐる懸念です。先週、AI向けのデータセンター事業を手がけるコアウィーブの社債利回りが急上昇しました。これをきっかけにAI関連株が大きく売られました。いったんは値を戻したものの、週末にかけて「業界全体がAIに資金をつぎ込みすぎているのではないか」という見方が再び強まりました。2つ目は原油高です。中東情勢が悪くなるとの懸念から、原油価格が急に上がりました。

この日は、FRBのウォーシュ議長が利上げの可能性に触れなかったことで、10月の利上げ予想が弱まりました。ダウは取引の序盤に上昇する場面もありましたが、ナスダックの大幅安に引きずられる形で下落しました。米国の長期金利は5.07%でした。

原油高は株価にどう影響したのか

原油高は相場全体の重荷になりました。一方で、石油関連の銘柄は買われています。S&P500を業種別に見ると、上昇率が最も大きかったのはエネルギーの2.5%で、公益事業と生活必需品も1%台の上昇でした。反対に、情報技術とコミュニケーション・サービスはともに2.5%下落しました。ダウ平均の構成銘柄では、石油大手のシェブロンが2.6%上昇しました。アルファベットとセールスフォースはいずれも2.5%下落しています。

19日は小幅に続落、ナスダックは反発

週明けの19日、ダウ平均は前週末より36.38ドル安い51,966.03ドルで取引を終え、2日続けて下げました。AI関連株への懸念はいったん和らいだ一方、原油先物の値上がりへの警戒が続き、両方の材料が入り混じる中での小幅安でした。ハイテク株の比重が大きいナスダック総合指数は290.86ポイント上昇し、26,430.89で取引を終えました。

日本株や投資への影響

16日の夜間取引で、日経平均先物は1,890円安の63,630円まで下がりました。19日の東京市場でも日経平均は下落し、AIや半導体に関連する銘柄が売られました。米国の半導体株指数(SOX)は16日に4%近く下げています。半導体株の売りは14日の時点ですでに強まっており、時価総額でおよそ250兆円が失われたと報じられました。証券会社のストラテジストは、SOXが20%下落した局面について、過去には落ち着くまでに1〜2か月かかる傾向があったと解説しています。ドル円は157円台後半で推移しました。今後の株価がどうなるか、個人の投資にどのような影響が出るかは、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

AIへの投資は株式市場をけん引してきたテーマのため、過剰投資への疑いが強まると、関連銘柄が多い日本の半導体株にもすぐに影響が及びます。19日はナスダックが値を戻した一方でダウは下げており、AI懸念が本当に落ち着くのか、中東情勢を背景にした原油高がどこまで続くのかが今後の焦点です。

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2026年10月20日 6時16位

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