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BYDの軽EV「ラッコ」、航続距離はカタログ超え 日産技術者の噂も検証

BYDの軽EV「ラッコ」、航続距離はカタログ超え 日産技術者の噂も検証

中国BYDが日本で発売した軽EV「ラッコ」について、試乗で航続距離がカタログ値を上回ったとする報道が相次いでいます。あわせて「日産の技術者を引き抜いた」といったSNS上の噂について、日本法人の社長がインタビューで答えたことも関心を集めています。

内容

ラッコとはどんな車か

「ラッコ(RACCO)」は、中国の自動車メーカーBYDが日本独自の規格である軽自動車に投入したBEV(電気自動車)で、同社にとって初の軽EVです。ジャパンモビリティショー2025で初めて公開され、2026年7月下旬には「ついに発売」と伝える報道が出ています。報道では、軽スーパーハイトワゴンと紹介されています。

航続距離はカタログ値を上回ったという報道

試乗記事では、公称の航続距離320kmに対して、実際には341.8kmを走ったと報じられています。この記事では、長距離の試乗で航続距離のほか、運転支援機能(ADAS)も高く評価されています。日本経済新聞も、記者が1000kmを試乗し、航続距離がカタログ以上だったと伝えています。ただし、341.8kmを記録したときの気温や走り方などの条件は、現時点で明らかになっていません。

「日産の技術者を引き抜いた」という噂

SNSでは「完成度が高いのは、日産からサクラの開発者を引き抜いたからだ」という噂が語られています。ダイヤモンド・オンラインに掲載されたBYD Auto Japanの東福寺厚樹社長へのインタビューによると、BYDには日産で軽自動車の開発に携わった人物が実際に在籍しています。毎日新聞や朝日新聞も、元日産の技術者がラッコの開発に関わったことを報じています。一方でインタビューでは、引き抜きそのものよりも、BYDが日本市場を徹底的に研究していることのほうが日本企業にとって手ごわい、という点が強調されています。

安全性をめぐる疑問

SNSでは「バッテリーがむき出しで、車体の底を擦ると壊れる」「水に浸かると感電する」といった声も出ています。これについて社長へのインタビューでは、地上135mmの位置にバッテリーがむき出しで付いているわけではないことが示されました。また、車体の底部に1000ジュールの衝撃を加える試験や、海水と同じ濃度(3.5%)の塩水に2時間浸す試験も行っていると説明されています。「乗ると個人情報が中国に抜かれる」という噂については、どのような回答があったのか、現時点で明らかになっていません。

価格と補助金

「実質200万円以下」とする報道や、EV購入補助金を比べる記事は出ています。ただし、車両本体の価格や補助金の具体的な金額、それらを差し引いた実際の購入費用は、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

軽自動車は日本で身近な車であり、そこに海外メーカーがEVで参入したことに関心が集まっています。webCGは「国産車には打つ手なし!?」という見出しで試乗記事を掲載しました。価格.comマガジンは、ほかの軽EVと並べて軽EVの現状を整理しています。国内メーカーの軽EVとどう競い合っていくのかが、今後の焦点の一つです。

ネットでの反応

ネット上では、ドイツの自動車メーカーが中国への投資で利益を上げてきた一方、いまは足元が揺らいでいるという話題と結びつけて、日本の自動車産業への影響を論じる投稿が広がっています。また、SNSでは中国車への不信感から、技術者の引き抜きや安全性をめぐる噂が語られてきました。一方で報道では、試乗での実力やメーカー側の試験内容が伝えられており、ネット上の受け止めとの間にずれが見られます。

参考記事

ランキング登場履歴

2026年10月18日 11時18位

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