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ITシステムの脆弱性、世界で発見が急増 生成AI普及後に2.4倍

ITシステムの脆弱性、世界で発見が急増 生成AI普及後に2.4倍

世界で見つかったITシステムの脆弱性(弱点)の件数が、対話型生成AIの普及後に急増していることが米国の非営利団体の集計で分かりました。2025年は4万8千件を超えて2021年の2.4倍となり、2026年も過去最多のペースで増えています。

内容

何がどれくらい増えているのか

世界のセキュリティー関係者が見つけたITシステムの脆弱性の件数が、10月17日に公表された米国の非営利団体の集計で明らかになりました。2025年の件数は4万8千件を超え、2021年の2.4倍に増えています。2026年は6月までに3万5千件を超えており、過去最多を上回るペースです。

6月には、国際的なセキュリティー団体が2026年の脆弱性の登録件数の予測を6万6000件に引き上げたと報じられました。7月には、米国で見つかったソフトウェアの脆弱性が前年の2倍のペースで増えているとの報道もありました。

なぜ急増しているのか

主な理由として挙げられているのは、AIの活用です。AIを使うことで、脆弱性を短い時間で大量に見つけられるようになりました。報道では、AIの能力が上がったことが増加の要因だと伝えられています。

どんなシステムが狙われやすいのか

どのような種類のシステムや製品で特に多く見つかっているのかは、現時点で明らかになっていません。

利用者への影響と対策

専門家は、サイバー攻撃のリスクが高まっているとして、見つかった弱点を速やかに改修するよう呼びかけています。脆弱性が見つかってから悪用されるまでが24時間ほどに縮まっているとの指摘もあります。その一方で、従来の対策は今も有効だという見方も示されています。個人ができる防御策としては、多要素認証の利用を勧める報道があります。

国内では不正アクセスが相次いでいますが、その原因がAIにあるのかどうかについては専門家の見方が分かれており、はっきりしていません。また、具体的にどれだけの被害が出ているのかも、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

弱点が見つかる数が増えるほど、修正にあたる企業や組織のセキュリティー担当者の負担は重くなります。担当者が燃え尽きてしまうことを懸念し、体制づくりを急ぐよう求める報道も出ています。一方で、件数が増えたことがそのままリスクの大きさを示すわけではない、とする専門家の見方もあります。AIが守る側と攻める側のどちらにより多く使われていくのかが、今後の焦点になりそうです。

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