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弘前大、ロボット遠隔手術の臨床研究を国内初実施 5例とも経過良好

弘前大、ロボット遠隔手術の臨床研究を国内初実施 5例とも経過良好

弘前大学は、手術支援ロボットと高速通信回線を使い、約30キロ離れた場所にいる指導医が手術を支援する「遠隔手術」の臨床応用を国内で初めて始めたと発表しました。8月から大腸がんの患者5人に実施し、いずれも合併症はなく経過は良好とされています。

内容

何が発表されたのか

弘前大学は2026年10月14日、手術支援ロボットを使った「遠隔手術」の臨床応用を国内で初めて始めたと発表しました。特定臨床研究として8月から取り組み、これまでに5例を実施しています。報道によると、対象は大腸がんの患者5人で、ロボットを操作してがんを切除しました。

どのような仕組みなのか

弘前大学医学部附属病院と、約30キロ離れたつがる総合病院(青森県五所川原市)を、企業向けの高速通信回線で結んでいます。手術支援ロボットを使い、離れた場所にいる経験豊富な指導医が、必要に応じてリアルタイムで手術を支援します。患者が大学病院にいる場合と、つがる総合病院にいる場合の両方で実施し、遠隔での手術支援が安全に行えるか、実際に運用できるかを確かめています。指導医が使う操作機器の詳しい構成などは、現時点で明らかになっていません。

これまでの手術との違い

従来は指導にあたる医師も手術の場にいる必要がありましたが、今回は通信回線を介して離れた病院から支援できる点が異なります。こうした形での臨床応用は国内で初めてとされています。

患者の安全性は

5例とも手術による合併症はなく、術後も良好に経過していると発表されています。

今後の見通し

大学は年度内に合計10例の実施を目指しています。報道では「年内にも10例」とも伝えられています。また、2年以内の本格運用を目指すと報じられています。一方で、ほかの病院や地方の患者がいつから一般的に利用できるようになるかは、現時点で明らかになっていません。

出典:読売新聞オンライン(@Yomiuri_Online)(X)

注目ポイント

報道では、医師不足や医師の地域偏在への対策として期待が寄せられており、地方の医療格差の解消につながるかどうかに関心が集まっています。専門医がいない地域の病院でも、経験のある医師の支援を受けて手術ができるようになる可能性がある点は、地方に住む人にとって身近な話題です。今後は、10例の実施を経て安全性がどう評価されるのか、本格運用に向けてどう進むのかが焦点になります。

参考記事

ランキング登場履歴

2026年10月17日 7時11位

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