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タイガー・ジェット・シンさん来日、猪木さんの墓前で「最高のライバル」

タイガー・ジェット・シンさん来日、猪木さんの墓前で「最高のライバル」

「インドの狂虎」と呼ばれた悪役プロレスラーのタイガー・ジェット・シンさん(82)が約14年ぶりに来日しました。16日、横浜市鶴見区の総持寺にあるアントニオ猪木さんの墓所を訪れ、銅像にサーベルを向けるパフォーマンスで宿敵をしのびました。現在のプロレスへの思いも語っています。

内容

約14年ぶりの来日で猪木さんの墓所へ

新日本プロレスなどで「インドの狂虎」として活躍したタイガー・ジェット・シンさん(82)が10月16日、横浜市鶴見区の総持寺を訪れ、アントニオ猪木さんの墓参りをしました。猪木さんは2022年10月1日に79歳で亡くなっています。シンさんの来日は約14年ぶりで、墓前を訪れるのは猪木さんの死去後これが初めてです。シンさんは訃報を聞いたとき、ショックで涙を流したと報じられています。

当日のシンさんは頭にターバンを巻き、82歳ながら自分の足でしっかりと歩いていました。墓参りでは「心にしみた。猪木さんとはいつも心で通じ合っていた」と語り、墓参りができた喜びとあわせて、日本のファンへの感謝も伝えました。

墓前での「サーベル攻撃」

見出しなどで「サーベル攻撃」と伝えられているのは、墓参り後に猪木さんの銅像の前で行ったパフォーマンスです。シンさんは銅像に赤いマフラー(タオルとする報道もあります)を掛けると、トレードマークのサーベルを振りかざして銅像に突きつけました。そのあとサーベルを口にくわえてポーズを取っています。息子のシンJr.さんと並び、銅像の前で猪木さんの決めポーズ「一番ポーズ」をとる場面も報じられました。

シンさんは銅像に向かって「猪木!お前の魂を感じるぞ」と呼びかけ、「これまで会った中で最高のレスラーで、最高のライバルだった」と激闘を振り返りました。

二人の関係と語り継がれる対戦

シンさんは1973年5月、猪木さんの誘いを受けて新日本プロレスに参戦しました。以後、サーベルを凶器に使う悪役レスラーとして暴れ回り、猪木さんの最大の宿敵として知られるようになりました。

同じ1973年の11月5日には、猪木さん夫妻を襲った「新宿伊勢丹前襲撃事件」が起きています。1974年6月26日の一騎打ちでは、猪木さんがシンさんの右腕を脱臼させた「腕折り事件」がありました。どちらも今も語り草になっています。シンさんによると、二人の対戦は新日本プロレス史上最高の視聴率を記録したこともあり、全国どこでも会場は超満員だったといいます。

腕のけがの影響には今も苦しむことがあるそうですが、シンさんは「恨みはない」と話しました。猪木さんとは一緒に夢を語り合い、その夢は今も生きている、彼がいつも近くにいるように感じる、とも述べています。

現在のプロレスへの思いと、伊勢丹前での出会い

シンさんは今のプロレスについても意見を述べました。自身は命懸けで戦って世界中で評価されてきたとしたうえで、日本のプロレスには「WWEのようなエンターテインメントではなく、本当のファイトを見せてほしい」と求めています。スポーツ報知は、シンさんが「エンタメ過ぎてスポーツではなくなっている」と警鐘を鳴らしたと伝えました。

また、襲撃事件の舞台となった新宿伊勢丹前では女子プロレスラーのSareeeさんと会い、「闘いの魂を大切に頑張って広げてください」と励ましたと報じられています。

今回の来日のほかに、シンさんが現在どのような活動をしているのかは、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

昭和のプロレスを代表する因縁の相手が、猪木さんの死去から4年がたって初めて墓前に立ったことが関心を集めています。かつて夫妻を襲い、腕を折られた間柄でありながら「愛している」「最高のライバル」と語った姿に、リング上の抗争とは別の二人の絆を見た人も多いようです。82歳になった今もサーベルを手に悪役らしく振る舞ったこと、現在のプロレスのあり方に率直な意見を述べたことも、話題になっている点です。

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2026年10月17日 6時18位

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