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NYダウが午後に反落、原油高とAI株売りが重荷に

NYダウが午後に反落、原油高とAI株売りが重荷に

16日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は朝方に上昇したあと、午後に入って下落に転じました。原油先物相場の急上昇と、AI関連投資を巡る警戒感からのハイテク株売りが重荷になっています。

内容

午後に下げへ転じたダウ平均

16日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均は朝方に上昇して始まり、正午時点では前日比7ドル41セント高の5万2185ドル10セントと横ばい圏でもみ合っていました。その後は下げに転じ、午後1時15分時点では前日終値より247.70ドル安い5万1929.99ドルとなりました。ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は取引開始から下落しており、同時点で506.71ポイント安の2万6206.32です。取引はまだ続いており、終値は現時点で明らかになっていません。

なぜ反落したのか

朝方の上昇は、利上げ観測の後退が支えでした。FRBのウォーシュ議長は16日、IMFのゲオルギエバ専務理事との対談イベントで、年内の残る会合でどのような措置を取るかに言及するのは現時点で適切でないと述べました。早期の引き締めの必要性に触れなかったことから、短期金利先物市場では10月のFOMCで0.25%の利上げが決まる確率が約15%に下がりました。前日は3割弱でした。これを受けて、消費関連株や景気敏感株が買われました。

しかし、中東情勢の緊迫が続くなかで原油先物相場が急伸し、一時1バレル=101ドル台を超えました。インフレが長引くとの見方が強まり、米国株は下げ幅を広げています。

AI関連株が売られている理由

ハイテク企業が巨額の借り入れに頼ってAI関連投資を進めていることに対し、その先行きへの警戒感が根強く残っています。AI向けクラウドサービスのコアウィーブは15日には上昇して取引を終えましたが、16日は徐々に下げ幅を広げ、一時10%を超えて下落しました。投資の回収や財務面の不透明感が売りの理由として伝えられています。報道では「コアウィーブ巨額債務に広がる懸念」という見出しも出ています。この日に下げが大きくなった直接のきっかけは、現時点で明らかになっていません。

このほか、マイクロン・テクノロジー、AMD、ウエスタンデジタル、マーベル・テクノロジー、クラウドストライク・ホールディングス、エヌビディアなども売られました。

買われた銘柄

JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスといった金融株が上昇しました。P&G、J&J、コカ・コーラなどのディフェンシブ銘柄やナイキも買われています。テスラは新型スポーツ車「ロードスター」の発表を受けて上昇しました。一方、ユナイテッドヘルス・グループやシスコシステムズは下落しています。

日本への影響

午後1時台のCME日経平均先物は6万4675円で、大阪取引所の終値と比べて845円(1.31%)安くなっています。一方、欧州市場では英FT100、独DAX、仏CAC40がそろって上昇しました。日本の投資信託への具体的な影響は、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

利上げ観測が和らいだ一方で、原油高によるインフレ長期化への警戒が強まり、金利と原油という二つの材料が相場を左右する形になっています。AI関連では、コアウィーブの債務を巡る懸念がAIブームの持続性そのものを問う論点として報じられています。ただし、信用不安を「季節性」とみる専門家の解説も出ており、見方は分かれています。日経平均先物も下げており、週明けの東京市場の動きが焦点です。

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2026年10月17日 4時13位

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