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テクノロジーTesla新型Roadster発表、SpaceX技術で浮上するモデルも 日本で予約受付

内容
発表の概要
Teslaは現地時間10月15日、テキサス州マクレガーにあるSpaceXの試験施設からイベントをライブ配信し、新型のEVスポーツカー「Roadster」を披露しました。発表は当初10月1日に予定されていましたが、悪天候で屋外イベントが難しくなったため延期されていました。イーロン・マスクCEOは、生産を2028年に始める計画だと述べています。
マスク氏はこの車を、自動車メーカーとロケット企業が手を組んで生まれたものだと位置づけました。将来は自動運転が中心になるとの見方を示したうえで、Roadsterは同社で唯一の手動運転車になるとも話しています。
従来の構想との違い
Roadsterは2017年11月にコンセプトが公開され、予約金の受け付けも始まっていましたが、納車の予定はたびたび延期されてきました。今回の新型では、走行状況に合わせて形が変わるアクティブエアロダイナミクス、車体を路面側へ引き寄せる「マルチモード吸引システム」、そして「冷ガススラスター」が新たに加わりました。
冷ガススラスターは、SpaceXが宇宙機の姿勢を制御するために使ってきた技術です。Teslaは車で使えるように、専用のハードウェアと制御の仕組みを新たに開発したとしています。スラスターが生む力は、タイヤが路面をつかむ限界の4~5倍に達するといいます。ガスは炭素繊維強化圧力容器(COPV)にためており、この容器を車内の空いた場所に詰め込んでいます。トラックモードで出てくるウイングは、人型ロボット「Optimus」と同じアクチュエーターで動かします。
内装には手動の操作系と固定式のシートを採用しています。車体にはマグネシウム、チタン、カーボンファイバーなどの軽い素材を多く使い、重量を抑えました。外観は偵察機「SR-71」とステルス戦闘機「F-35」から発想を得たとしています。
3つのモデル
- Performance(2人乗り):公道での走行を想定したモデルです。アクティブエアロと吸引システムを搭載し、0-60mph(約97km/h)加速は1.6秒未満です。
- Thrust(2人乗り):レースでの使用を想定したモデルです。吸引システムに加えて車体の後部に冷ガススラスターを備え、0-60mph加速は0.9秒未満です。
- Rocket(1人乗り):スラスターを車体のまわりに配置した最上位モデルです。前方や上方への加速に加え、横方向に回転することもでき、0-60mph加速は0.59秒未満です。最高速度は時速230マイル(約370km)以上とされています。
航続距離は、いずれも300マイル(約480km)以上としています。
「飛べる」とはどういう意味か
Teslaは、Rocketについて「飛ぶこともできる」と説明しています。イベントでは、ジャンプ台のような傾斜を使わずに平らな地面から車体が浮き上がり、空中でロール回転する様子を見せました。0-60mph加速で1秒を切る走りも実演しています。ただし、どのくらいの高さまで、どれだけの時間浮いていられるのかは、現時点で明らかになっていません。マスク氏は、安全性を最優先に考えた車ではないとしつつ、楽しさは10点満点中11点だと語りました。
日本での価格・納車・予約
車両の価格は公表されていません。日本でも公式サイトで予約を受け付けており、予約金は合計682万円です。生産開始の目標は2028年ですが、日本で納車がいつになるかは現時点で明らかになっていません。予約できる人の条件や、3つのモデルのうちどれを予約できるのかについても、現時点で明らかになっていません。
注目ポイント
2017年に構想が示されてから延期が続いていた車が、ようやく具体的な形で姿を見せた点が関心を集めています。SpaceXの技術を正面から取り入れたことについて、両社の統合に向けた布石と伝える報道もあります。株式市場でも、2028年の量産開始が株価にどう影響するかが話題になっており、発表前から収益性を問う見方が出ていました。価格がまだ示されていないなかで日本でも予約が始まっており、今後の正式な価格や納車の時期が次の焦点です。
参考記事
- Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中 2026年10月16日 11:55
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