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テクノロジードコモメールで「公式マーク」付き詐欺メール 楽天カードを装う

内容
何が起きたのか
10月15日ごろから、ドコモメールに楽天カードや楽天銀行を名乗る詐欺メールが届き、しかも本物であることを示すマークが付いていたという報告が相次いでいます。NTTドコモは同日、フィッシングメールなのに「ドコモメール公式アカウント」の認証マークや、送信元を確認済みであることを表す企業ロゴ(BIMI)が出てしまう事例があると明らかにしました。
「ドコモメール公式アカウント」は、ドコモに申し込んだ企業・団体が送るメールの送信元を確かめ、確認できたメールに緑色のマークを付けて表示する仕組みです。BIMIは、認証を通過したメールの差出人名の隣に、その企業やブランドのロゴを出す仕組みです。
なぜ「公式」マークが付いたのか
ドコモの説明では、一部の企業のメールで送信ドメイン認証の設定に脆弱性があったことが原因です。ドコモメールは、送信元サーバーを確かめる「SPF」、電子署名で確かめる「DKIM」、これらの結果と差出人欄のドメインが合っているかを確かめる「DMARC」を使っています。
今回の詐欺メールは、送信元の確認画面で3つの認証がすべて「OK」と表示されていたとされます。ただ、SPFの認証に使われていたのは、楽天グループとは関係がなさそうな「.com」のドメインだったと報告されています。つまり、認証の仕組み自体はメールを通してしまい、その結果として公式マークやロゴが表示されたとみられます。
「公式」マークがあれば本物なのか
今回の件で、マークやロゴが付いていても詐欺メールの場合があることが分かりました。マークが表示されているかどうかだけで本物と判断するのは危険です。
どの企業で、影響はどこまでか
設定に脆弱性があった企業の名前や数、ほかのブランドを装ったメールがどれだけ出回っているか、実際の被害が出ているかどうかは、現時点で明らかになっていません。
今どうなっているのか・利用者の対策
ドコモは、問題が解消されるまでの一定期間、該当する企業について公式アカウントのマーク表示を止めるとしています。また、少しでも怪しいと感じたメールは開くのをやめるか、削除するよう呼びかけています。
注目ポイント
詐欺を見分ける手がかりとして用意された「公式」の目印が、逆に詐欺メールを本物らしく見せてしまった点が意外性をもって受け止められています。カード会社や銀行を名乗るメールは多くの人に届くため、身近な問題として関心が集まっています。今後は、どの企業の設定に問題があったのか、いつマーク表示が元に戻るのかが焦点になります。
ネットでの反応
SNSでは、緑色のチェックマークが付いていて正規のメールと見分けがつかなかったという投稿が広がっています。送信元の詳細を自分で確かめ、認証結果は「OK」なのに楽天と関係なさそうなドメインが使われていたと指摘する投稿も出ています。
参考記事
- 「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性Yahoo!ニュース 2026年10月16日 11:12
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