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社会中傷動画の後に死亡、中野拓磨さんの母がKENZOら3人に2.3億円請求

内容
何が起きたのか
10月15日、不動産会社の役員だった中野拓磨さん(当時36)の母親が、息子が亡くなったのは投稿動画などが原因だとして、計約2億3000万円の損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こしました。訴えられたのは、ユーチューバー「KENZO 新宿109」こと池田実貴容疑者(28)と、岡山市の不動産会社代表・赤木誠容疑者(46)、安田裕貴容疑者(35)の3人です。
池田容疑者は「詐欺撲滅」を掲げ、チャンネル登録者は100万人を超えるとされています。京都府警に逮捕された容疑は名誉毀損で、詐欺の容疑ではありません。検索されている「詐欺」という言葉は、動画の中で中野さんに向けられた表現に由来しています。赤木、安田の両容疑者は恐喝未遂の疑いで逮捕されており、中野さんから現金30億円を脅し取ろうとした疑いが報じられています。
なぜ起きたのか
訴状によると、中野さんは自身が経営していた会社の売却をめぐって赤木、安田の両容疑者とトラブルになっていました。赤木容疑者が池田容疑者に動画の作成を頼み、昨年6月、「巨額M&A詐欺師か」といったテロップを付けた動画がYouTubeに投稿されたとされています。報道によると、動画では中野さんが「詐欺師」「京都の寄生虫」と呼ばれ、「被害総額20億円以上」とのテロップも表示されていました。
どんな被害が出たのか
中野さんは動画が投稿された翌月の昨年7月に、自ら命を絶ったとされています。
今どうなっているのか
母親は提訴後に会見し、「このような動画によって命を絶つ人がいることをわかってほしい」「命を失うのは息子で最後に」と訴えました。賠償額の内訳や、被告側が訴えにどう対応するのか、今後の審理の日程は、現時点で明らかになっていません。
注目ポイント
「詐欺撲滅」を掲げる登録者100万人超えのユーチューバーが、逆に名誉毀損で逮捕されたという点が関心を集めています。また、動画の作成を依頼したとされる取引相手側も同時に訴えられており、依頼者と投稿者の責任がそれぞれどう判断されるのかが今後の焦点になります。ネット上の中傷動画をめぐって遺族が直接賠償を求めた裁判として、その行方にも注目が集まっています。
参考記事
- 死亡男性母親、2.3億円賠償求め提訴 逮捕のユーチューバー「KENZO」らに―京都地裁時事ドットコム 2026年10月16日 07:40
- 動画を苦に自殺 YouTuberを提訴Yahoo!ニュース 2026年10月16日 07:40
- “詐欺撲滅”YouTuber「KENZO 新宿109」池田実貴容疑者(28)逮捕...「動画がなかったら生きていたかも」死亡男性の母親が涙の訴え【news23】TBS NEWS DIG 2026年10月16日 07:40
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