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社会北朝鮮、潜水艦「金君玉英雄」から2種類の戦略巡航ミサイルを試射

内容
いつ、どこで、何を発射したのか
北朝鮮は10月15日、前日の14日に「朝鮮東海」(日本海)で、潜水艦から発射する戦略巡航ミサイル2種類を試射したと発表しました。朝鮮中央通信の発表として、ロイターやAFP=時事などが伝えています。
2種類のミサイルの具体的な名称や性能、飛行距離などの詳細は明らかにされていません。軍事ジャーナリストのJSF氏は、2種類の違いについて、垂直に打ち上げる発射装置(VLS)から撃つものと、魚雷発射管から水平に撃ち出すものの違いではないかとの見方を示しています。公開された写真には、巡航ミサイルを水中で発射する際に使うカプセル状の筒も写っていました。
誰が視察したのか
今回は金正恩総書記の視察はありませんでした。代わりに、朝鮮労働党中央軍事委員会委員で党中央委員会第1副部長の金正植大将と、ミサイル総局長の張昌河大将が立ち会ったとされています。
「金君玉英雄」とはどんな潜水艦か
発表では潜水艦の艦名は明かされていませんが、同時に公開された写真に、北朝鮮が「戦術核攻撃潜水艦」と位置づける「金君玉英雄」の姿がありました。同艦がミサイルを試射したのは今回が初めてです。2025年には、同艦に垂直発射型の潜水艦発射巡航ミサイル(SLCM)が搭載される可能性が韓国メディアで報じられていました。
艦名は、朝鮮戦争で米海軍の重巡洋艦「ボルチモア」を撃沈したと北朝鮮が主張する魚雷艇の指揮官、金君玉(キム・グノク)に由来します。ただしJSF氏によると、「ボルチモア」は朝鮮戦争に参加しておらず、米軍艦艇にもそれに当たる損害は出ていないため、この戦果は北朝鮮のプロパガンダによるものとされています。
結果と周辺国への影響
試射が成功したかどうかについて、北朝鮮側の評価や第三者による検証の内容は伝えられていません。一部の報道は今回の試射を「核攻撃能力の誇示」と位置づけていますが、日本や韓国など周辺国の政府の反応や具体的な影響については、現時点で明らかになっていません。
注目ポイント
北朝鮮が核搭載を想定した潜水艦から、実際にミサイルを撃ってみせた点が注目されています。発射場所が日本海であることから、日本にとっても無関係ではない動きとして受け止められています。北朝鮮は2025年末に「国産原子力潜水艦」の全貌を公開するなど、海軍力の強化を続けており、今後どのような追加の試射や配備が行われるのかが焦点になりそうです。
ネットでの反応
SNSでは、ミサイルの性能よりも艦名に関心が集まっています。漢字の並びが日本語では別の言葉に見えてしまうとして、「何度読み直しても読み間違える」といった声や、艦名をもじった投稿が数多く見られます。一方で、古い潜水艦を改修してミサイルを積んだことに軍事的な面白さを感じる声や、台湾有事などと重なった場合に日本がどう対応するのかを心配する声もあります。国民生活が苦しいなかでミサイル開発を続ける姿勢を批判する投稿もあり、報道が伝える軍事的な意味合いと、ネット上の受け止めとの間には温度差が見られます。
参考記事
- 北朝鮮の潜水艦「金君玉英雄」艦から二種類の巡航ミサイルを試射(JSF) - エキスパート 2026年10月15日 20:30
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