1時間ごとに更新

いま話題のニュースを、1時間ごとにランキング!

トップ > 社会

社会

手のひらサイズのスマート望遠鏡「DWARF mini」、ベランダで銀河撮影を試したレビュー

手のひらサイズのスマート望遠鏡「DWARF mini」、ベランダで銀河撮影を試したレビュー

小型のスマート望遠鏡「DWARF mini」で、自宅のベランダからアンドロメダ銀河を撮影したレビューが公開され、関心を集めています。天体の自動導入や自動追尾、画像の重ね合わせまで本体とアプリが担い、直販価格は7万8,900円です。

内容

どんな製品か

「DWARF mini」は、世界最小のスマート望遠鏡をうたう天体撮影用の機器です。7月末に発表され、8月には国内での発売が報じられました。直販価格は7万8,900円です。大きさはおよそ100×184×61mm、重さは840gで、冬物のジャケットの前ポケットなら入る程度とされています。

本体には、35mm判換算で約1,016mm相当の望遠カメラと、45mm相当の広角カメラの2つを搭載しています。望遠側の口径は30mm、センサーはソニー製のCMOS「IMX662」で、画素数は約207万画素です。上下225度・左右360度に動く電動の回転機構を備え、スマートフォンとWi-FiやBluetoothでつないで専用アプリから操作します。内蔵ストレージは64GB、バッテリーは7,000mAhで、最大約4時間動作し、USB Type-Cから給電すればさらに長く撮影できます。

撮影モードは「一般」「ディープスカイ」「太陽系」「天の川」「星の軌跡」の5種類です。銀河や星雲を撮る「ディープスカイ」では、何枚も撮った画像を自動で重ね合わせ、肉眼では見えにくい淡い天体を浮かび上がらせます。風景や野鳥の撮影にも使えます。

ベランダでどこまで撮れたか

レビューでは、自宅のベランダからアンドロメダ銀河(M31)を約30分かけて撮影しています。メーカーの見本画像ほどの仕上がりではないものの、想定を上回る写真が撮れたとしています。補正機能で星の形を整えたりノイズを除いたりすると、銀河の暗い筋がよりはっきり見えるようになったといいます。一方、昼間に遠くの景色を撮ると、大気の揺らぎで像がゆがむ様子も確認されており、空気の安定した日を選ぶことが勧められています。

初心者でも使えるか

操作はアプリで撮影モードを選び、星図から目当ての天体を探して撮影を始めるだけです。位置合わせ、天体への向きの変更、追尾はすべて自動で行われ、撮影中に本体に触れる必要はありません。ただし、初期設定の露光時間15秒のままでは重ね合わせに使える画像が増えず、写真が暗くなり星も流れていました。露光時間を5秒に縮めたところ改善したとされ、設定の調整が必要になる場面もあります。なお、街明かりの強い都市部でどの程度撮れるかは、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

大型で高価な機材が必要と思われがちな天体撮影を、ポケットに収まる大きさの機器と自宅のベランダで試せる点が関心を集めています。自動追尾や画像の重ね合わせといった本格的な機能を7万円台の製品で使えることも、天体写真を始めてみたい人にとって身近な話題になっています。

ネットでの反応

ネット上では「このサイズでここまで撮れるのか」と驚く声や、ちょっと欲しくなったという声が出ています。重い機材を運び、寒い中で組み立ててきた人からは、手軽さに惹かれるという受け止めもあります。暖かい室内から撮影できるなら、この価格は高くないという意見も見られます。

一方で、口径30mmでこれほど写るのはAIで補正しているのではないかと疑う声もあります。これに対しては、多くの写真を重ね合わせて画質を高めている仕組みだと受け止める意見も出ており、レビューで紹介された重ね合わせの仕組みと、画像の真偽を気にする受け止めとの間にずれが見られます。また、全部を任せると自分で観察する実感が薄れる、肉眼で見る感動には代えられないといった声や、画素数がフルHD相当にとどまる点を惜しむ声もあります。

参考記事

ランキング登場履歴

2026年10月14日 21時16位
2026年10月14日 19時19位

この記事の内容に誤りを見つけた方は 情報の誤りを報告 からお知らせください。