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福島市の工場でクマが車に突進、麻酔効かず 緊急銃猟の映像を開示

福島市の工場でクマが車に突進、麻酔効かず 緊急銃猟の映像を開示

福島市が、今年6月に工場内で実施した緊急銃猟の記録映像を開示しました。工場に立てこもったクマが職員の車に突進し、命中した麻酔銃も効かなかった様子が映っています。同じ時期に、米コロラド州で無施錠の車に入り込んだクマが閉じ込められて死んだ事故も報じられています。

内容

福島市の工場で何が起きたのか

福島市は、今年6月に市内で4人を襲ってけがをさせたクマに対し、工場内で緊急銃猟を実施しました。その様子を市の職員が撮影した映像を、共同通信の情報公開請求に応じて今月9日に開示しました。撮影されたのは、緊急銃猟の実施が決まった6月2日です。

狩猟免許を持つ公務員「ガバメントハンター」らの職員は、安全を確保するため車に乗ったまま屋内に入り、午後2時過ぎに窓のすき間から麻酔銃を構えました。職員がクラクションを鳴らすと、体長約1メートルのクマが物陰から急に現れ、車をめがけて突進してきました。麻酔銃を撃つと、投薬器はクマの尻のあたりに当たりました。

麻酔銃が効かず、猟銃も使えなかった理由

工場の屋内には、可燃性のスプレー缶やガス給湯器がありました。このため猟銃は使えず、麻酔銃を使うことになりました。麻酔銃は命中しましたが、効果はありませんでした。クマは工場内に立てこもって暴れ回りました。なぜ麻酔が効かなかったのかについては、詳しい原因は伝えられていません。

その後の経過

2日朝にドローンで撮影された映像には、クマが工場の敷地内を逃げ回る姿も映っていました。クマは3日の夜、窓の鍵を開けて工場の外へ逃げました。専門家は、想定していない場所で緊急銃猟を行うことの難しさを指摘しています。

工場の従業員や周辺住民に、この緊急銃猟の際にけがや被害があったかどうかは、現時点で明らかになっていません。逃げたクマがその後どうなったのかも、報道からは分かっていません。

無施錠の車に入り込んだクマは別の出来事

同じ時期に報じられた「無施錠の車に入り込んだクマ」の事故は、福島市の件とは別の出来事です。米コロラド州コロラドスプリングスの公園で、体重約110キロのアメリカグマが、鍵のかかっていない乗用車に入り込みました。クマは車から出られなくなり、車内の暑さで死にました。見つかったのは死後数日たってからです。車内は座席や内装が激しく壊れていました。

コロラド公園野生生物局によると、この地域では歴史的な日照りや山火事で生息地が失われ、自然の食べ物も減っています。そのため、普段はクマが出ない人里の近くでも目撃が相次いでいます。秋の前のクマは、冬眠に備えて1日に最大20時間を食べ物探しに使う「過食期」に入ります。この時期は人の食べ物のにおいに強く引き寄せられるといいます。専門家は、車のドアや窓を必ず施錠すること、生ごみや小鳥の餌を放置しないことを呼びかけています。

注目ポイント

市街地にある工場という身近な場所で、猟銃も麻酔銃も十分に使えなかった状況が映像で明らかになった点に関心が集まっています。福島の地元報道では、クマは学習能力も記憶力も高く、うまくいった経験から人里に出てくることがあるとして、秋の行楽シーズンの警戒を呼びかけています。屋内に入り込んだクマにどう対応するかが、今後の課題として注目されています。

ネットでの反応

コロラド州の事故について、SNSでは「なんてひどい死に方だろう」とクマの最期を悼む声や、「車に乗る人は気をつけて欲しい」と施錠を呼びかける声が上がったと報じられています。福島市の件をめぐるネット上の受け止めは、報道では伝えられていません。

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2026年10月14日 16時19位

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