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ウルフアロン、新技で藤田晃生を破りNEVER王座を初防衛

ウルフアロン、新技で藤田晃生を破りNEVER王座を初防衛

新日本プロレスの10月12日両国国技館大会で、NEVER無差別級王者のウルフアロン選手が藤田晃生選手の挑戦を退け、初防衛に成功しました。フィニッシュは名前の決まっていない新技の変形スラムでした。同じ大会では辻陽太選手がIWGPヘビー級王座を守りましたが、試合後にAEWのケニー・オメガ選手が現れて辻選手を襲撃しました。

内容

ウルフアロン選手とNEVER王座

ウルフアロン選手(30)は、東京五輪の柔道男子100キロ級で金メダルを獲得した選手です。今年1月のプロレスデビュー戦でEVIL選手を破り、新日本プロレスのNEVER無差別級王座を初めて手にしました。しかし2月の大阪大会で行われた初防衛戦で成田蓮選手に敗れ、王座を失いました。6月にベルトを取り戻し、今回の10月12日両国国技館大会「KING OF PRO-WRESTLING 2026」で、念願の初防衛を果たしました。本人にとっては、人生で初めての王座防衛と報じられています。

藤田晃生選手との防衛戦

挑戦者の藤田晃生選手(24)は、ジュニアヘビー級で活躍してきた選手です。8月の両国大会で両者の因縁が生まれ、その後のシリーズでは言い合いや乱闘を繰り返したうえで、今回の対戦に至りました。

試合では、ウルフ選手が場外で鉄柵にたたきつけられ、リング上でもスワンダイブ式のミサイルキックを受けました。ウルフ選手は一本背負いやアナコンダバイスで反撃しましたが、体重115キロのウルフ選手に対して29キロ軽い藤田選手から、ジャーマンスープレックスを2度、ブレーンバスターを1度浴びて追い込まれました。それでも隙を突いてアングルスラムを決めて流れを引き戻し、最後は新技の変形スラムで15分05秒、3カウントを奪いました。

新技と試合後のコメント

決め手の新技について、ウルフ選手は「アングルスラムを返されたときにとっさに出た技」と説明しており、名前はまだ決まっていないようです。報道陣からビル・ゴールドバーグ選手の技に似ていると指摘されると、「僕は〝ゴールドメダル〟です」と返しました。

試合後は、藤田選手に大切なものを気づかされたと感謝を述べ、一歩ずつNEVERのベルトにふさわしい王者になってきた実感があると語りました。何度も投げられた展開については、ジュニアでトップを走ってきた藤田選手の意地だったと振り返っています。今後については、どんな相手にも勝てる自分をつくるためにこのベルトを使っていきたいと話し、さまざまな階級の選手との対戦を望んでいます。

大会全体の主な結果

メインイベントでは、IWGPヘビー級王者の辻陽太選手(33)が、今年のG1クライマックスを制した大岩陵平選手(27)を35分10秒、ファイヤーブラスターで破り、2度目の防衛に成功しました。辻選手は試合後、大岩選手との再戦を約束しています。

その直後、スクリーンにAEWのケニー・オメガ選手が映り、辻選手に挑戦を表明しました。辻選手が拒否すると、オメガ選手本人がリングに現れ、挑戦を訴えていたボルチン・オレッグ選手を排除したうえで、辻選手をVトリガーや片翼の天使でKOしました。オメガ選手はバックステージで、11月3日の広島サンプラザ大会で自身と辻選手、ボルチン選手による3WAY戦を行い、自分が勝てばIWGP王座への挑戦を認めてほしいと一方的に提案しました。辻選手は「IWGPはお前らのおもちゃじゃねえんだよ」と言い残して引き揚げました。この3WAY戦が実現するかどうかは、現時点で明らかになっていません。

このほか、IWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド選手が海野翔太選手を、IWGPジュニアヘビー級王者のYOH選手がロビー・イーグルス選手を退けて防衛しました。NEVER無差別級6人タッグ王座は、OSKAR選手、Yuto-Ice選手、ジェフ・コブ選手の挑戦者組が奪取しています。

観客動員6422人について

大会の観客動員は6422人で、昨年10月の大会から約1000人増えたと報じられています。辻選手と大岩選手の一戦を筆頭に5つの王座戦が組まれた大会で、コロナ禍以降で最も多い数字だったとも伝えられています。ただし、動員が増えた理由について主催者側の説明などは、現時点で明らかになっていません。

出典:新日本プロレスリング株式会社(YouTube)
出典:新日本プロレスリング株式会社(@njpw1972)(X)

注目ポイント

五輪金メダリストとしての知名度を持つウルフ選手が、デビューから1年足らずで初防衛までたどり着いた点に関心が集まっています。大きな体重差がある相手に何度も投げられながら勝ち切った内容や、名前の決まっていない新技が今後どう呼ばれるのかも注目されています。また、オメガ選手の乱入で辻選手のIWGP王座をめぐる今後の展開が11月3日の広島大会に向けて焦点となっており、AEWとの関係がどう動くのかにも目が向けられています。

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ランキング登場履歴

2026年10月13日 0時15位

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