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簗農相の道路予算カット発言、栃木県連会合で「早く判断を」の声

簗農相の道路予算カット発言、栃木県連会合で「早く判断を」の声

道路予算を「大幅カット」したとする発言で批判を受けている簗和生農相が、10日に宇都宮市で開かれた自民党栃木県連の政治資金パーティーを公務を理由に欠席しました。会場では簗氏の問題に触れる人はいませんでしたが、終了後には地元選出の議員から「首相と本人が早く判断すべきだ」と進退の判断を促す声が出ました。

内容

何が問題になっているのか

問題になっているのは、第2次高市改造内閣で初めて入閣した簗和生農相(栃木県選出)の、特定の自治体の道路予算を「大幅カット」したという趣旨の発言です。予算削減の対象として那須烏山市が名指しされ、那珂川町も関係する地元として報じられています。発言はその後撤回されましたが、地元からは「自分の力を誇示しようとして嘘をついたのか」と反発する声が上がっていると読売新聞が伝えています。

そもそも国会議員が道路予算を削ることができるのかという点も問われています。国土交通省は、配分額は重点事業があるかどうかで判断していると説明しています。元副国土交通相の高橋克法参院議員も、予算編成は決められたルールに沿って行われており、議員による削減は「やったこともないし、できない」との認識を示しました。

この発言は栃木県内にとどまらず、他県にも波紋を広げています。富山県南砺市の市長は自民党員であることを明かしたうえで、簗氏を強く批判しました。野党は高市早苗首相の任命責任や、閣僚としての資質を追及しています。

県連パーティーでの様子

自民党栃木県連は10日、宇都宮市内で政治資金パーティーを開き、約1100人が出席しました。県連主催のパーティーは2022年以来、4年ぶりの開催です。簗氏は公務を理由に欠席しました。

冒頭では県連会長の茂木敏充外相や県選出の国会議員があいさつしましたが、簗氏の問題には誰も触れませんでした。来賓の県商工会連合会の会長は茂木氏の外相留任だけを取り上げ、簗氏には言及しなかったため、会場がざわつく場面もありました。朝日新聞によると、県議からは「いい迷惑」と批判する声も出ています。

地元関係者の受け止め

終了後、茂木氏は記者団の取材に応じずに会場を後にしました。名指しされた那須烏山市の川俣純子市長も「ノーコメント」と答えるにとどめています。船田元衆院議員は、簗氏は十分に説明責任を果たしていないと指摘し、首相と本人が早く判断すべきだと述べました。日向野義幸県連幹事長は、発言を「非常に遺憾」としたうえで、進退は本人が決めるべきだとの考えを示しています。

本人の説明と今後

簗氏は発言を撤回していますが、地元関係者からは説明が足りないという声が出ています。本人が撤回に至った経緯をどう説明しているのか、詳しい内容は現時点で明らかになっていません。首相や党本部が進退について判断するかどうか、するとすればいつになるのかも、現時点で明らかになっていません。栃木県連が今後どう対応するのか、党員や有権者にどのような影響が出るのかについても、具体的な動きは伝えられていません。

注目ポイント

首相に近い閣僚とされる人物が、地元の県連行事にも姿を見せられない状況になっている点が関心を集めています。県連幹部は進退を「本人が決めること」とし、船田氏は「首相と本人」の判断を求めるなど、判断を誰に委ねるのかについて地元でも言い方が分かれています。道路予算という住民の暮らしに直結する話であることから、名指しされた自治体の今後の対応も焦点になっています。

ネットでの反応

ネット上では、報道が伝えた「早く判断を」という求めに対し、「辞めない・辞めさせないという判断はすでに出ているのではないか」と受け止める声が目立ちます。報道は判断がまだ下されていないことを前提にしていますが、ネット上では続投という結論がすでに事実上出ているとみる人が多く、両者の受け止めには食い違いがあります。予算削減をめぐる問題のさなかに県連が資金集めのパーティーを開いたことを疑問視する声や、地元の保守分裂や来年の統一地方選への影響を気にかける書き込みもあります。工事が減れば地域の建設業者全体が困るという指摘や、党内で直接進言する議員がいないことを批判する投稿も見られます。

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