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NYダウ続伸、423ドル高の5万1654ドル ハイテク株に買い戻し

NYダウ続伸、423ドル高の5万1654ドル ハイテク株に買い戻し

9日の米国株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比423ドル31セント高の5万1654ドル95セントで取引を終え、2日続けて上昇しました。前日に売られたハイテク株が買い直され、原油価格と米長期金利の上昇が一服したことも追い風になりました。来週から本格化する企業決算や物価統計に関心が移っています。

内容

ダウ平均は0.82%上昇、2日続けて値上がり

ダウ平均株価は、米国の代表的な企業30社の株価から算出する株価指数で、正式には「ダウ工業株30種平均」と呼ばれます。9日(米国時間)の終値は前日比423ドル31セント高の5万1654ドル95セントでした。上昇率は0.82%で、2日続けての値上がりです。取引の始まりは117ドル高ほどでしたが、午後に上げ幅を広げました。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶりに上昇し、172.83ポイント高の2万7366.17で取引を終えました。S&P500種株価指数も3日ぶりに上昇し、取引時間中には6日に付けた最高値の7818を上回る場面がありました。主要3指数がそろって上昇したことになります。

ハイテク株が買われた理由

前日の8日には、オープンAIの売上高が観測報道を下回ると伝わりました。これを受けて人工知能(AI)関連の銘柄が軒並み下落していました。9日は「売られすぎた」との見方から、主力のハイテク株を買い直す動きが出ました。ダウ平均の構成銘柄ではアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトが買われ、指数を押し上げました。

原油先物価格と米長期金利の上昇が一服したことも、投資家の警戒感を和らげました。米原油先物のWTI(11月物)は朝の時点で1バレル91ドル前後と、前日の終値を下回っていました。中東情勢をめぐる不透明感は残っているものの、物価上昇への警戒がやや薄れたと報じられています。このほか、金融株や景気の影響を受けやすい銘柄、ヘルスケア株の一部にも買いが入りました。

下落した銘柄

アップルは下落しました。スマートフォンの上位機種向け部品の生産を減らすよう、一部のサプライヤーに伝えたとNikkei Asiaが報じたためです。新製品の需要に対する不透明感が意識されました。デルタ航空は、7〜9月期の売上高と1株利益が市場予想を下回りました。燃料費の上昇が収益を圧迫しており、通期の利益予想も引き下げたことで売られました。

スペースXの株価が一時3%高

ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、スペースXの株価は一時3%あまり上昇しました。同社は8日、携帯電話の通信に使う周波数帯の免許を取得すると発表しており、これが買い材料とされました。一方で、競争が激しくなるとの懸念から、AT&Tやベライゾン・コミュニケーションズなどの通信株は大きく下落しました。

来週の決算・物価統計と小型株

来週からは銀行を中心に、米国の主要企業による7〜9月期決算の発表が本格的に始まります。インフレ指標の発表も予定されており、投資家の関心はこれらに移っています。市場関係者からは「金利高や原油高の逆風はあるが、企業の収益予想は依然として良好だ」との声が出ています。ただし、決算や物価統計が株価や家計にどう影響するかは、現時点で明らかになっていません。

小型株が週間で下落したことは報じられていますが、その理由は現時点で明らかになっていません。

出典:毎日チャート分析ちゃんねる(YouTube)

注目ポイント

前日はオープンAIの売上高をめぐる報道でAI関連株が大きく売られただけに、1日で買い戻しが入ったことが注目されています。AI関連への期待が根強いかどうかを測る材料になっています。来週は大手銀行などの決算と物価統計が重なります。原油高や金利高という逆風のなかで、企業業績への期待が相場を支え続けられるかが今後の焦点です。

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2026年10月10日 7時12位

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