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給湯器の「点検商法」で8人逮捕 高齢者に不要な工事を迫った疑い

給湯器の「点検商法」で8人逮捕 高齢者に不要な工事を迫った疑い

ガス給湯器の無料点検を装って高齢者宅を訪れ、「火事になる」などとうそを言って不要な工事代金をだまし取ったとして、東京都内の会社の実質的経営者ら8人が詐欺などの疑いで逮捕されました。被害総額は22億円にのぼる可能性があると報じられています。

内容

何が起きたのか

ガス給湯器の「無料点検」と称して高齢者の自宅を訪れ、本来は必要のない工事の代金をだまし取ったなどとして、東京都内の会社の実質的経営者ら8人が詐欺などの疑いで逮捕されました。報道によると、この会社は新宿区のリフォーム会社です。

どんな手口だったのか

報道によると、業者は無料で点検すると持ちかけて家に上がり、「このままだと火事になる」「放置すると火事になる」などと不安をあおっていました。一酸化炭素が漏れているとうそを言い、給湯器の交換などの工事を高額で契約させた疑いがもたれています。「もう寿命です」と告げられて契約を迫られた高齢者もいたと伝えられています。

こうした点検を入り口に不安をあおって契約させる手口は「点検商法」と呼ばれます。神奈川県や埼玉県などの自治体は、給湯器のほか分電盤や屋根でも同じような手口のトラブルが起きているとして注意を呼びかけてきました。

給湯器は本当に交換が必要だったのか

捜査当局は、勧められた工事は本来は不要なものだったとみています。ただし、これは逮捕容疑の段階での内容で、個々の給湯器がどのような状態だったのかは、現時点で明らかになっていません。

被害の規模

被害総額は22億円にのぼる可能性があると、複数の報道機関が伝えています。一方で、高齢者らとの契約額を8億円とする報道もあり、金額は報道によって異なります。被害の全体像はまだ確定していません。一人ひとりの高齢者がいくら支払わされたのかも、現時点で明らかになっていません。

各地で続いていた被害

給湯器の点検をめぐるトラブルは、今回の逮捕より前から各地で問題になっていました。広島市は2025年2月に「高齢者を中心にトラブル急増」として注意を呼びかけ、埼玉県日高市も同じ月に「市内で多発しています」と告知しています。2025年11月には、業者を名乗る巧妙な手口で被害が急増していると報じられました。

どこに相談すればよいか

神奈川県、埼玉県、栃木県、広島市などの自治体が、点検商法への注意を呼びかける情報を公表しています。具体的な相談窓口や連絡先については、今回の報道では明らかになっていません。

出典:警視庁生活安全部(@MPD_yokushi)(X)
出典:朝日新聞(asahi shimbun)(@asahi)(X)

注目ポイント

給湯器は多くの家庭にある設備で、「火事」や「一酸化炭素」といった命に関わる言葉で不安をあおられると、断りにくいことに関心が集まっています。被害総額の見方が報道によって22億円と8億円に分かれており、捜査でどこまで被害の実態が明らかになるのかが今後の焦点です。各地の自治体が以前から注意喚起を続けていたなかで大規模な摘発に至ったことも、注目されている点です。

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2026年10月9日 20時18位

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