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川崎クレーン4人死亡事故から半年、アームを削ったことが重り落下の原因か

川崎クレーン4人死亡事故から半年、アームを削ったことが重り落下の原因か

川崎市の製鉄所でクレーンの解体中に約400トンの重りが落下し、作業員4人が死亡した事故から半年がたちました。重りを支えていたアームを削り続けたことが落下の原因だった可能性があると報じられています。

内容

何が起きたのか

2026年4月7日、川崎市川崎区扇島にある製鉄所の敷地内で、大型クレーンの解体工事中に事故が起きました。解体されていたのは、船から鉄鉱石などを積み下ろす「アンローダークレーン」と呼ばれる設備です。

設備の一部で「バランシングウエイト」と呼ばれる円柱状の重りが、約35メートルの高さから落下しました。重りは直径6メートル、長さ9メートル、重さ約400トンで、床面の鉄板を突き破って海に落ちました。このとき作業員5人が重りとともに転落し、男性4人が死亡、1人がけがをしました。行方が分からなかった作業員については、7月に海中から身元不明の遺体が引き上げられ、この作業員とみられると報じられました。

なぜ起きたのか

作業員らは当時、重りを取り外すため、内部に詰まったコンクリートを重機で削って軽くする作業をしていました。重りは、コンクリートに突き刺さる形で埋め込まれた2本のアームによって支えられていました。

関係者への取材によると、事故の数日前に1本のアームが露出していたにもかかわらず、作業はアームごと削る形で続けられていたとみられます。その結果、アームが重さに耐えられなくなり、重りが落下した可能性があると報じられています。事故の直後から、重り内部のフレームの損傷が要因ではないかという業界関係者の指摘や、フレームを傷つけた可能性を指摘する専門家の解説も出ていました。ただし、原因はまだ確定していません。

今どうなっているのか

落下した重りは現在も海中に沈んだままです。周囲のがれきの撤去は順調に進んでおり、捜査関係者は年内に重りを引き揚げられる見込みだとしています。引き揚げ後には、落下原因の解明が本格化するとみられています。

警察は業務上過失致死傷の疑いで、解体の方法や工事の安全管理に問題がなかったかを調べています。誰が責任を負うのか、今後どのような再発防止策がとられるのかは、現時点で明らかになっていません。

注目ポイント

注目されているのは、支えとなるアームが露出した後も削る作業が続いていたとみられる点です。なぜその判断に至ったのかが、安全管理の問題として焦点になっています。年内とされる重りの引き揚げによって、アームや内部の状態が実際に確認できるかどうかも、今後の原因解明を左右する点として関心を集めています。

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2026年10月9日 5時18位

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