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ノーベル化学賞の硤合憲三さん、発表翌朝も自転車で買い物へ

ノーベル化学賞の硤合憲三さん、発表翌朝も自転車で買い物へ

ノーベル化学賞の受賞が決まった東京理科大学名誉教授の硤合憲三さんが、発表翌日の朝もふだんと同じように自転車で買い物に出かけました。「まだ実感ははっきりしない」と話し、午後には東京理科大学へ出勤しました。

内容

受賞が決まった研究

2026年のノーベル化学賞に、東京理科大学名誉教授の硤合憲三さんら2人が選ばれました。受賞理由は、鏡像異性体の「不斉自己触媒作用」の発見です。この反応は硤合さんの名前から「ソアイ反応」と呼ばれています。

分子には、右手と左手のように形が鏡に映した関係になっているものがあります。ソアイ反応は、左右どちらか一方の分子がわずかに多いだけで、その片方がどんどん増えていく反応です。生命の体をつくる分子は左右どちらか一方にそろっていることが多く、その理由は「生命の起源の謎」とされてきました。硤合さんの業績は、この謎に迫るものとして評価されています。

生活への役立ち方

報道では、薬の開発、つまり創薬への応用に期待が寄せられています。具体的にどの薬にどう使われるのかは、現時点で明らかになっていません。

本人と大学の対応

硤合さんは受賞決定を受けて「有名な先生と一緒に受賞でき喜ばしい」と話しました。発表翌日の10月8日は、朝から自転車で買い物に出かけ、「まだ実感ははっきりしない」と語りました。午後には東京理科大学へ出勤しています。実感がわかない理由について、本人が詳しく説明したかどうかは、現時点で明らかになっていません。

海外からも祝福が寄せられています。香港の新聞は「日本の基礎科学研究の層厚い」と伝えました。米国の大学教授は、硤合さんの人柄について「不意をつくように冗談を言う」と紹介しています。

出典:日テレNEWS(YouTube)
出典:高市早苗(@takaichi_sanae)(X)

注目ポイント

世界的な賞が決まった翌朝も、いつもどおり自転車で買い物に出かけたことに関心が集まっています。研究面では、私立大学で数十年にわたって続けられた基礎研究が実を結んだ点が取り上げられています。成果を急がない研究環境を今後も守れるのかという問いを、研究費を一部の分野に集中させる日本の「選択と集中」の方針に投げかける論考も出ています。

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