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テクノロジーSBI証券、パスキー悪用被害は「自社口座では確認されていない」と説明

内容
何が起きたのか
SBI証券は10月8日、Google・Appleのアカウントが乗っ取られてパスキーが悪用され、証券口座で不正なログインや取引が行われた疑いのある事案について説明しました。この事案は他の証券会社で報告されたもので、現時点でSBI証券の口座での被害は確認されていないとしています。
誤解が広がった経緯
きっかけは、同社が10月2日に出した注意喚起です。この注意喚起は、フィッシングなどでGoogleやAppleのアカウント情報が第三者に盗まれ、クラウド上に保存されたパスキーやパスワードのメモが悪用された疑いのある事案が確認されている、という内容でした。日本証券業協会から会員各社に届いた通知をもとに、一部の会員から報告された事案を伝えたものでしたが、当初は他社の事案であることが書かれていませんでした。
そのため、この注意喚起を引用して「SBI証券の口座で被害があった」と断定する投稿がSNS上で拡散しました。同社は8日にSNSで自社口座の被害は確認されていないと説明し、公式サイトの案内にも同じ内容を追記しました。
他社ではどのような被害が出たのか
どの証券会社で起きたのか、被害の件数や金額は、現時点で明らかになっていません。分かっているのは、盗まれたGoogle・Appleのアカウントを足がかりに、クラウドに保存されていたパスキーやパスワードのメモが使われ、証券口座への不正ログインや不正取引につながった疑いがあるという点です。
なぜパスキーが狙われたのか
パスキーはGoogleやAppleのアカウントを通じてクラウドに保存されます。今回の事案では、保存先のアカウントそのものが乗っ取られたことで、パスキーが悪用された疑いがあるとされています。SBI証券のパスキー対応は2025年10月に始まっています。
利用者が取るべき対策
SBI証券は利用者に次の対策を呼び掛けています。
- パスキーを利用し、ログインパスワードを無効にする
- パスキーの保存先であるGoogle・Appleアカウントの2段階認証が有効になっているか確認する
- 不審な設定案内やリンクを信用しない
注目ポイント
パスキーはフィッシング対策の切り札として大手ネット証券が導入を進めてきた仕組みです。その保存先であるGoogleやAppleのアカウントが突破口になりうる点に、関心が集まっています。証券会社側の対策だけでなく、スマートフォンなどで日常的に使う個人のアカウントをどう守るかが、今後の焦点になります。
参考記事
- SBI証券、Google・Appleパスキー乗っ取り被害「確認されていない」 注意喚起は他社事案(ITmedia NEWS)Yahoo!ニュース 2026年10月8日 17:07
- SBI証券、Google・Appleパスキー乗っ取り被害「確認されていない」 注意喚起は他社事案ITmedia 2026年10月8日 17:54
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