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社会徳島・後藤田知事に問責決議、24年ぶり可決 同日に知事選出馬も表明

内容
問責決議案が可決
徳島県議会(定数38)は10月7日の本会議で、後藤田正純知事の言動に問題があるとして、知事に対する問責決議案を賛成多数で可決しました。県議会で知事への問責決議案が可決されるのは2002年以来で、24年ぶりです。決議案は最大会派の自民党をはじめ、日本維新の会や公明党などの議員25人が共同で提出しました。
「クマが出たら終わり」発言の経緯
発端の一つは、8月に開かれた県内の町村長らとの会合での発言です。県立高校の修学旅行先として多い北海道について、後藤田知事は「クマが出たら終わり」と述べ、北海道へ行く学校と海外へ行く学校とでは差が出るという趣旨の発言もしました。報道の見出しでは、知事が韓国への修学旅行を推進している立場であることも伝えられています。この発言は北海道の鈴木直道知事らから批判を受け、後藤田知事は記者会見で「批判や反対ではない」と説明していました。
なぜ問責に至ったのか
決議では、県議会がこれまで注意を重ねてきたにもかかわらず、知事の言動に改善が見られないと指摘しています。そのうえで、県民や県内自治体との信頼関係が損なわれ、見過ごせない段階に来ていると結論づけました。決議案では、知事の言動だけでなく、行政の意思決定の進め方にも疑問が相次いでいるとされています。
具体例として、知事の意向により県観光協会の幹部に就いた人物への報酬について、支払いの手続きに透明性を欠くのではないかという問題が、9月中旬の本会議でも取り上げられていました。自民党の須見一仁県議は6日の議会運営委員会で、十分な説明と、行政運営の透明性・公平性の徹底を強く求めるための問責だと述べています。
可決による影響
問責決議には法的な拘束力はなく、知事の職務や権限が直接制限されるものではありません。後藤田知事は可決後、閉会のあいさつで決議を重く受け止めるとし、自らの言動を律し、行政運営を適正にしていく考えを示しました。
同じ日に知事選への出馬を表明
後藤田知事は、問責決議が可決されたのと同じ本会議の閉会あいさつの中で、来春の知事選に立候補する意向を明らかにしました。知事選への出馬表明は、後藤田知事が最初です。後藤田知事は57歳で東京都出身です。商社勤務を経て2000年の衆院選で初当選し、内閣府副大臣や自民党政調会長代理などを務めました。2023年の知事選では、保守分裂の構図の中で、6選を目指した飯泉嘉門氏(現衆院議員)や、自民党の参院議員だった三木亨氏らを破って初当選しています。問責可決が知事選にどう影響するかは、現時点で明らかになっていません。
注目ポイント
修学旅行先を巡る発言は、北海道の知事からも批判が出るなど、徳島県内にとどまらず他の自治体との関係にも波及しました。また、県議会の多数派が知事を問責した当日に、その知事が再選を目指すと表明した形となり、来春の知事選に向けて議会との関係がどうなるかが今後の焦点になりそうです。
参考記事
- 修学旅行先の北海道について「クマが出たら終わり」と発言の徳島県知事、県議会が問責決議案を可決読売新聞 2026年10月7日 13:40
- 徳島県の後藤田正純知事、知事選への立候補表明...出馬表明は後藤田氏が初(読売新聞オンライン)Yahoo!ニュース 2026年10月7日 13:40
- 徳島知事の問責案提出 「言動看過できない」複数会派賛同、可決見込み産経ニュース 2026年10月7日 13:40
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| 2026年10月7日 15時 | 11位 |
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