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大塚明夫さん、声優を志していなかった過去と父・周夫さんへの思いを語る

大塚明夫さん、声優を志していなかった過去と父・周夫さんへの思いを語る

声優の大塚明夫さん(66)が文春オンラインのインタビューで、役者を目指していなかった若い頃から芝居の道に入るまでの経緯を語りました。父で名優の大塚周夫さんとの「確執」についても、自身の受け止めを明かしています。

内容

『攻殻機動隊』のバトーや『メタルギアソリッド』のソリッド・スネークなどで知られる声優の大塚明夫さん(66)が、文春オンラインのインタビューに応じました。父は『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男や『美味しんぼ』の海原雄山を演じた俳優・声優の大塚周夫さんです。インタビューでは、声優になるまでの道のりと父への思いが語られています。

役者にはなるまいと考えていた幼少期

大塚さんは子どもの頃、父の姿を見て役者にはならないと考えていたそうです。大塚さんが小学校に上がった頃、当時36〜37歳だった周夫さんは所属していた劇団を辞め、小沢昭一さんが作った「俳優小劇場」に研究生として入ると決めました。研究生は外部で仕事ができない決まりがあり、生活が成り立たなくなるため、母親が泣いて止めていたことを覚えているといいます。家計は親戚がかなり支えてくれたと、後になって聞いたそうです。

芝居の道に進んだきっかけ

大塚さんは大学を中退したあと、輸出用の自動車を工場から港のモータープールへ運ぶトラック運転手をしていました。そのころ親戚のおじから「マグロ船に乗らないか」と誘われ、日々の暮らしがつらかったこともあって乗るつもりでいたそうです。ところが歯の治療が間に合わずに乗船できず、行き詰まったことが芝居を始めるきっかけになったと振り返っています。

以前に別の媒体で、好きだった人が役者と交際していたことも理由に挙げていたことに触れられると、大塚さんは、財産も学歴もなく将来の選択肢が減っていくなかで、楽しく生きるにはミュージシャンか役者しかないと考えたと説明しました。自分のことは「昭和のあんぽんたん」だと表現しています。芝居を始めたあと、どのような経緯で声の仕事が中心になったのかは、インタビューのこの部分では明らかになっていません。

父・周夫さんとの「確執」の噂

大塚さんと周夫さんはアニメ、ゲーム、ラジオで共演していますが、世間では確執があるとたびたび言われてきました。大塚さんは、共演するたびに「仲直りしてよかった」と言われたものの、そもそも仲違いはしていなかったと話しています。父と自分を「馬鹿親父と馬鹿息子」と呼び、ちょうどいい関係だと思っていたそうです。2019年のインタビューでも、亡き父について「親父だったらどう演じるだろう」と語っていました。

代表作と今後の仕事

2024年に公開された大塚さんの演じたアニメキャラクターの人気ランキングでは、1位が「ブラック・ジャック」でした。2026年にはアニメ『あかね噺』で阿良川一生を演じているほか、今冬に発売予定のゲーム『ストレンジャー ザン ヘヴン』の主要キャストにも名を連ねています。さらに、2027年に34年ぶりの新作アニメとして放送される『美味しんぼ』では、父が演じた海原雄山の役を引き継ぐことが発表されています。

同じ連載の別の回では、スネーク役や小島秀夫監督への思いを語り、「あと1本、メタルギアの新作を」と述べたと報じられています。声優業全体をこの先どう考えているかについて、これ以上の詳しい内容は現時点で明らかになっていません。

出典:文春オンライン(@bunshun_online)(X)

注目ポイント

10月4日に配信されたインタビューで、低音ボイスで知られるベテランが、もともと声優を目指していなかったという意外な出発点を明かしたことがきっかけです。父子の「確執」について本人が答えたことに加え、父の当たり役である海原雄山の引き継ぎが発表された直後だったことも関心を集めています。

ネットでの反応

ネット上では、大塚さんの声で声優の声のかっこよさを初めて意識したという声や、歯の治療が間に合っていたら歴史が変わっていたかもしれないと、意外な転機に驚く反応が見られます。父の役を引き継ぐことを前向きに語る姿勢を喜ぶ声や、父子の関係に心が温まったという感想も寄せられています。

報道の見出しは声優を志していなかった経緯や「確執」の噂を前面に出していますが、受け止めでは、連載のなかで語られた『攻殻機動隊』で共演した田中敦子さんとのエピソードに心を動かされたという声も目立ちます。また、昔は役者出身の声優が多く、最初から声優を志す人は少なかったのではないかと当時の業界に目を向ける意見や、アナベル・ガトー役がデビューから間もない時期だったことに驚く投稿もあります。

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