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テクノロジータイムズカー、免許証画像を10月末までに全削除へ 660万件漏えい受け

内容
何が起きたのか
カーシェアリングサービス「タイムズカー」で9月に不正アクセスがあり、9月25日に運営側が検知しました。約660万アカウント分の個人情報が外部に流出しています。流出したのは、会員の氏名・住所・生年月日・電話番号・メールアドレスといった情報です。さらに、そのうち約160万アカウント分では、会員登録時に提出された本人確認書類の画像も流出しました。画像には運転免許証のほか、学生証や現住所を確認するための書類も含まれていました。
なぜ退会後も画像が残っていたのか
これまで本人確認書類の画像は、会員でいる間だけでなく、退会してからも7年間保管されていました。不正利用が疑われるケースへの対応や問い合わせ、本人確認の業務に使うことが理由とされています。日本経済新聞は、同業他社では画像をすぐに削除していると報じています。
どんな影響が出ているのか
流出を受けて、運転免許証の再交付を申請する人が相次いでいます。TBS NEWS DIGによると、東京都内では10日間で約1500人が再交付を受けました。山口県や福島県の公安委員会は、特例として再交付を認めると報じられています。一方で、NHKやTBS NEWS DIGは、再交付によって悪用を防ぐ効果は限られるとの見方を伝えています。再交付の手数料を利用者が負担することへの不満も報じられていますが、補償の内容は現時点で明らかになっていません。利用者が具体的にどのような被害に注意すべきかについても、運営側から詳しい説明は出ていません。
今どうなっているのか
運営会社は10月16日、本人確認書類の画像を、会員登録の確認が終わりしだい削除するよう社内ルールを改めると発表しました。画像を持ち続けることのリスクや管理方法を見直した結果、登録完了後は保有しないことにしたとしています。現在保管している画像も、会員からの申し出があるかどうかに関係なく、10月末までにすべて削除する予定です。削除にあたって利用者が手続きをする必要はありません。
会員ごとに、どの情報が流出したかを知らせる個別の案内は、当初10月中旬ごろの予定でしたが、10月23日に延期されました。外部の専門機関による調査に時間がかかっていることが理由です。
注目ポイント
流出の規模が約660万アカウントと大きく、そのうち身分証の画像まで含まれる会員が約160万アカウントにのぼる点が、多くの人の関心を集めています。退会した人の画像まで長期間残っていたことや、同業他社とは扱いが違っていたことも注目されています。今後は、10月23日に届く個別案内の内容と、補償がどうなるかが焦点になりそうです。
ネットでの反応
ネット上では、削除の方針そのものよりも、流出してから見直すのでは遅すぎるという受け止めが目立ちます。企業が必要以上に個人情報を集めて持ち続けること自体を問題視し、ほかの企業も見直してほしいと求める声も多く見られます。一方で、すぐに削除すると不正利用が疑われたときに確かめる手段がなくなるのではないかと心配する意見や、「ルール」の変更だけでなくシステムとしての対策を求める声もあります。また、法律に基づいて保管していたのではないかと疑問を投げかける投稿もありますが、報道では保管の理由は不正対応や問い合わせへの対応とされており、法的な義務があったかどうかは示されていません。記者会見が開かれていないことへの不満も出ています。
参考記事
- タイムズカー、退会後も7年間保管していた免許証画像を全削除へ 約660万アカウント分の漏えい受けITmedia 2026年10月17日 10:16
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