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ドジャースのベシア、NLCS第1戦の牽制にボーク疑惑で判定論争

ドジャースのベシア、NLCS第1戦の牽制にボーク疑惑で判定論争

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦で、ドジャースの救援左腕アレックス・ベシア投手が一塁走者を刺した牽制が、ボークではないかと議論になっています。同じ試合ではブルワーズのミジオロウスキー投手がボークを宣告されており、判定の違いに注目が集まっています。試合はブルワーズが2対1で勝ちました。

内容

試合の結果

米大リーグのドジャースは現地11日(日本時間12日)、敵地ミルウォーキーでブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦に臨み、1対2で敗れました。この試合で起きた二つのボークをめぐる判定が、議論を呼んでいます。

ベシア投手の牽制に「ボークでは」の声

アレックス・ベシア投手は、ドジャースの30歳の左腕で、救援投手として起用されています。1点を追う6回に登板したベシア投手は、先頭のバウアーズ選手をフルカウントから四球で出し、無死一塁となりました。続くボーン選手の打席でカウントが2ボール2ストライクになったところで一塁へ牽制し、スタートを切っていたバウアーズ選手は送球の転送で盗塁死となりました。

問題視されているのは、このときのベシア投手の足の動きです。投手板を踏んだまま本塁方向へ踏み出し、その流れで一塁へ投げたように見えるとして、ボークを取るべきだったのではないかという指摘が出ています。ドジャースを担当する米紙「カリフォルニア・ポスト」のジャック・ハリス記者は、球場の観客がほぼ一斉に「ボーク!」と叫んだと伝えました。「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も、この場面の映像を「ボーク?」という題で公開し、これがボークでないならルール自体を捨てるべきだという趣旨の見解を示しています。審判はボークを宣告せず、判定はアウトのままでした。

ブルワーズ側にはボークが宣告されていた

同じ試合の4回、ドジャースの攻撃では逆の場面がありました。2死でタッカー選手の打席中、一塁走者のテオスカー・ヘルナンデス選手が飛び出し、ブルワーズの先発ミジオロウスキー投手が一塁へ送球してタッチアウトにしました。ところが、球審がその直前にボークを宣告していたため、攻守交代のはずが2死二塁に変わりました。ブルワーズのマーフィー監督は審判団に説明を求め、スタンドからは激しいブーイングが起きましたが、判定は変わりませんでした。

審判団とABSの数字

NLCSの審判団は7人編成で、クルーチーフは54歳のマーク・ウェグナー審判員です。1998年にメジャーデビューしたベテランで、昨年のワールドシリーズでもクルーチーフを務め、延長18回までもつれた第3戦で球審を担当しました。第1戦の球審はエドウィン・モスコソ氏で、ウェグナー氏は一塁を担当しました。第2戦の球審はクリス・シーガル氏です。

AP通信が紹介した集計では、今季から使われている自動ボール・ストライク判定(ABS)で、選手の異議を受けて判定が変わった割合は、モスコソ氏が52.3%、シーガル氏が60.6%、ウェグナー氏が48.8%でした。レギュラーシーズン全体では53.9%です。ただし、これは異議が出た投球の中での割合で、全投球に対する誤審の割合を示すものではありません。なお、ボークはABSの対象ではなく、この試合でABSによって覆った判定があったかどうかは、現時点で明らかになっていません。

ベシア投手本人の反応

この判定についてベシア投手がどのような発言をしたかは、現時点で明らかになっていません。

出典:SPOTVNOW(YouTube)
出典:NHKスポーツ(@nhk_sports)(X)

注目ポイント

同じ試合の中で、一方の投手にはボークが宣告され、もう一方はそのままアウトになったため、判定の基準がそろっているのかに関心が集まっています。3連覇を目指すドジャースにとっては、シリーズ序盤から相手チームやファンとの神経戦が始まった形です。第2戦以降で牽制や判定に変化があるかも焦点になります。

ネットでの反応

ネット上では、ベシア投手の動きについて「100%ボークだ」「かなり本塁方向に向かっているように見える」「これがボークでないなら左投手にボークは取れない」といった声が相次いでいます。報道がルールの適用の仕方を論点にしているのに対し、SNSでは「MLBはドジャースを有利にしている」といった、判定の偏りを疑う投稿も広がっており、受け止めがリーグ運営への不満にまで広がっています。

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