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印旛沼の堤防決壊で養鰻場が浸水 ウナギ約5万匹流される

ひとことで言うと台風25号による印旛沼の堤防決壊で、成田市にある印旛沼漁業協同組合の養鰻場が浸水し、稚魚から育てたウナギ約5万匹が流されました。関係者の「どこかで生き延びて」という言葉とともに報じられ、ネット上でも広く受け止められています。

内容

台風25号による印旛沼の堤防決壊で、沼の近くにある印旛沼漁業協同組合の養鰻場(千葉県成田市)が浸水し、稚魚から育てたウナギ約5万匹が流されました。報道の見出しでは、関係者の「どこかで生き延びて」という言葉が伝えられています。

印旛沼漁協は、印旛沼の漁業関係者およそ180人で構成されています。九十九里沖など県内で捕獲された稚魚を、印旛沼のそばの養鰻場に運び、井戸水を使って育ててきました。きれいな水で育ててきたため、泥が混じったような水ではすぐに死んでしまい全滅だ、との見方も示されています。流されたウナギのその後については、現時点で分かっていません。

今回の台風25号をめぐっては、千葉県と神奈川県を中心に土砂災害や川の氾濫による被害が相次ぎ、千葉県の北印旛沼周辺では堤防が決壊して浸水が広がっていました。

反応の違い

報道が伝えているのは、養殖業者が受けた被害の大きさと、育ててきたウナギが失われたことへの無念さです。

一方、ネット上では「どこかで生き延びて」という言葉に反応する声が多く、流されたウナギが川や沼で生き延びることを願う投稿が目立ちます。同時に、生き延びたとしても結局は釣られて食べられるのではないか、といった複雑な受け止めも書き込まれています。ウナギにとってどちらが幸せだったのか、と考え込む声もありました。

また、養殖場を「養鰻場」と呼ぶことを初めて知ったという反応や、千葉県でウナギの養殖が行われていることに驚いたという声も見られます。放たれたウナギが在来の個体群と交わることや、水系の生態系への影響を心配する投稿もある一方で、被害が出ている状況でそこまで論じられるのか、という反応も出ており、受け止めは分かれています。

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